【東京大賞典】2016年の最終戦

12月29日 大井10R 東京大賞典

ここにホッコータルマエの名前がないのは寂しい限りですが、チャンピオンズCの1,2着馬にコパノリッキーやノンコノユメとまずまずのメンバー構成。今年も地方勢の出番はなさそうですが、中央勢の序列はそんなに簡単ではないかも。

本命は◎サウンドトゥルー。前走のチャンピオンズCは、流れも向きましたし、それに合わせた大野騎手の騎乗も完璧に近いものでした。ただ、あれは中央のGIだからああいう競馬になっただけで、過半数が地方馬のここはそれなりの位置から運べるはず。ようするに、去年と同じような競馬をすれば普通に勝てるのでは? という事ですね。連覇に期待。

○アウォーディーが対抗。仕方ないでしょう。チャンピオンズCは、抜け出すとソラを使う悪癖により、ゴール前で自らブレーキをかけてしまいサウンドトゥルーに差されましたが、流れや位置取りからすればかなり厳しい競馬を強いられており、それでいて勝ちに等しい競馬をしたのですから、能力の高さにケチをつける要素はありません。ソラを使う癖が解消されない以上、惜敗の危険性は常につきまといますが、とにかく崩れませんし、ここも3着以内はほぼ確実でしょう。

▲アポロケンタッキーが単穴。チャンピオンズCの5着はちょっと脚を余すような競馬でしたが、内容自体はなかなかのもの。重賞タイトルは2走前のみやこS1つだけでもGI通用の力はあるとみていいでしょう。個人的には、それなりに結果を残している松若くんのままでいいじゃないか、という気持ちもありますが、ここ大井でウチパクへの乗り替わりというのは陣営の本気度を示すものでもあるような気もしています。この秋5戦目と使い詰めではありますが、調教内容を見る限りデキはいい意味で平行線といった感じですし、チャンスはあるかと。

基本的にはこの3頭で良さそうですが、一応、△ノンコノユメにも印を回します。気性難の改善という意味では既に去勢効果は出ていますが、通常、去勢後に心身のバランスが整うまでは半年程度かかるとされていて、そこからが本当の意味での去勢効果が現れると言われています。ノンコノユメが去勢されたのは帝王賞の直後。つまり、間もなく半年が経つわけで、そろそろ本領発揮があってもいいかと。

印は以上。コパノリッキーは、最近は冬場に苦戦する傾向があり、なにより揉まれ弱さが最大の弱点である同馬にとって内の2番枠は致命的。乗り難しいタイプで、いかに戸崎と言えどテン乗り(3年ほど前に一度だけ騎乗していますが)もプラスにはならないでしょうし、ここは思い切って消しで。

◎:サウンドトゥルー
○:アウォーディー
▲:アポロケンタッキー
△:ノンコノユメ

統一重賞はオッズとの戦いなので、馬券はオッズを見ながら買い目を調整する予定。最低でも24倍以上つくようならボックスでもいいんですけどね。本当に今年最後の競馬だし、なんとか当てたいです‥‥

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