【佐賀記念】地方馬の逆襲!?

ダービー馬マカヒキと国際GI馬サトノクラウンが激突する京都記念。知り合いが一口持ってるムーヴザワールドが出走する共同通信杯。混戦模様で予想のしがいがありそうなクイーンC。今週末の3重賞はそれぞれ違った意味で楽しみが大きいですが、その前にこちら。佐賀記念も忘れてはいけません。

■2月7日(火) 佐賀10R 佐賀記念

基本的にJRA所属馬だけ買っておけばOKというのが統一重賞の定石ではありますが、今回はその中央勢がかなり手薄。それこそケイティブレイブとか川崎記念行かずにこっちにしておけばただ貰いだったんじゃないの? ってくらいのメンバーです。それでも人気は中央勢に偏るわけで、ここは過小評価されてる地方馬の馬券絡みで高配当ゲットのチャンスなのではないかと皮算用しております。

そこで期待したいのがカツゲキキトキトです。約1年前に本格化してからは地元名古屋では負け無し。2走前は統一重賞の名古屋グランプリで3着に好走しています。その名古屋グランプリも比較的手薄な中央勢でしたが、連対馬2頭は実績十分なアムールブリエとケイティブレイブですから、これ以外で最先着は大いに評価されるべきものだと言えます。今回上位人気が確実なストロングサウザーには1秒4も先着してますからね。

しかし、それでもやっぱり中央の肩書は強く、ここもせいぜい4~5番人気がいいところ。おそらく1番人気になると思われるのが、前走でポルックスS3着のタムロミラクルです。が、オープン特別で勝ち負けにちょっと足りない程度の馬ですから、当然絶対視できるほどではなく、ディープ産駒で地方の砂というのも微妙ですし、これにカツゲキキトキトが通用しないとは思えません。

ストロングサウザーに関しては前記した通り名古屋グランプリで大きく先着していますし、リッカルドは昨秋以降明らかに調子を落としている(ピーク過ぎた?)感じで、もちろんどっちも相手には入れる必要はありますが、やはりこれらならカツゲキキトキトの方がチャンスはありそう。

中央勢で一番手強そうなのはロンドンタウンでしょうか。3走前に準オープンを勝ち、近2走は重賞で8,7着。武蔵野Sは時計が速すぎましたし、前走の東海Sは7着とは0秒4差なら及第点。何より、今回は連勝時に手綱を取った川田に戻るのがこれ以上ない好材料。川田の曽祖父は佐賀競馬の騎手で、祖父と父は佐賀競馬の調教師。地元凱旋で気合の入りようも違うでしょう。地方競馬は、まぁなんて言うか色々ありますし、地元出身のスターに勝たせよう的な何かが働く可能性も……、って事でこれが中央勢では一番かなと。

◎:カツゲキキトキト
○:ロンドンタウン
▲:タムロミラクル
△:ストロングサウザー
△:リッカルド

馬券は◎軸のワイドと3連系(単か複かはオッズ次第)で勝負。カツゲキキトキトの鞍上が葵ちゃんじゃないのはちょっと残念ですが、馬券を買うなら大畑の方が若干信頼できますし、ここは大いに期待しましょう!

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