荒れて欲しい【東京新聞杯】

なんと言っても1番人気が10連敗中。それだけでもワクワクしてくる波乱傾向の一戦です。

ただ、去年は「荒れるとすればハイペースの前崩れ!」なんて言って差しタイプの穴馬で勝負したら、レースは歴史的な超ドスローで流れ、逃げたブラックスピネルが32秒台の上がりで押し切るという…、自分の読みとは全く逆の結果に。あの時は本気で悩みましたよ。四半世紀にも渡る競馬経験はいったい何の役に立っているのかと…

しかし、管理人はあの時とは違います。昨年は今の時期を含め3月までにどん底を味わい、そこから予想スタイルを一新し、最終的にはプラスに持っていったのですから、あの時とは違うんです! 今年は当てますよ。デッカい配当を。

ポイントは展開と馬場。展開はほぼ間違いなくスローの瞬発力勝負でしょう。となると、重要なのは位置取り。いいポジションが取れる騎手であること。そして、馬場は、木金の雨雪の影響でパンパンの良馬場は見込めなそうな状況。

この2点から導き出される本命馬は、◎ハクサンルドルフです。戦歴を見れば、決め手に関しては余裕で重賞レベルにあるのは一目瞭然。急坂のある阪神で当たり前のように33秒台前半をマークし、当地東京では5走前に57.5kgを背負って32秒2があります。真ん中辺の枠も絶好だと思いますし、コース大得意の戸崎なら心配なし。さらに、理想は良馬場ですが前走では不良馬場も克服してますから、他の有力馬が苦にするであろう重い馬場も歓迎。突き抜けてくれると信じます。

相手筆頭は◯アドマイヤリード。ある程度、馬群が密集して運びそうだけに最内枠は詰まる危険性が高く、まして鞍上が康太では不安は小さくありません。ですが、全く身動き取れないほどのドン詰まりでなければ、馬の力で何とかなるかなと。特に道悪でのキレはハンパないですからね。直線で外に出せれば…なんとかなる。

単穴には妙味を求めて▲デンコウアンジュ。言わずと知れた東京マイル巧者。これも内枠がちょっと減点材料ですが、時計が掛かりそうな馬場での瞬発力勝負はこれ以上ない条件。ここで買わなきゃいつ買うんだと。

以下△は、富士S(重馬場で3着)の追い込みが強烈だったクルーガー。アドマイヤリードより重い55kgが不安も絶好枠確保で展開も向きそうなリスグラシュー。去年のブラックスピネルみたいになってもおかしくないベルキャニオン。稽古内容抜群のサトノアレス。以上。グレーターロンドンは馬場と大外枠なので思い切って消し。

◎:ハクサンルドルフ
○:アドマイヤリード
▲:デンコウアンジュ
△:クルーガー
△:リスグラシュー
△:ベルキャニオン
△:サトノアレス

馬券は馬連と3連複を中心に手広く。3連単の大きいところも少しばかり狙っていきたいと思います。

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