天候同様荒れそうな【プロキオンS】

七夕賞よりもこちらの方が荒れそう。ここは勝負ですかね。

荒れそうと思う理由の一つは推定上位人気馬に不安要素がちゃんとある点。

インカンテーションは今回が初のダート7F。マイルGIでも先行できるスピードがあるので流れに乗れないって事はないと思いますが、だとしても今回はある程度流れそうなメンツですし、7Fの速めのペースで言って脚をタメられるかどうかは微妙。

キングズガードは昨年の勝ち馬なので、適正にケチをつけることは出来ませんが、ただそれでもやっぱろ左回りに若干の不安を残しているのも事実。昨年は内々を突く競馬がハマった感もありましたし。使い詰めで遠征続きだけに疲労も心配。飛ぶ可能性はゼロではない。

人気どころで消せないのは△ウインムート。昨年の暮れは連戦の疲れもあってか調子を落としていた感じでしたが、放牧でしっかり立て直されるとサクッとオープン連勝。特に、ハイペースの流れを58kgを背負って
番手から押し切った前走は強いの一言。昨夏の桶狭間Sでマークした同舞台の持ち時計は、昨年のプロキオンSより速く、数字だけ走れば勝ち負けが濃厚でしょう。

ただ、今回は前走以上にハイラップになる可能性もありそうなメンバー構成。控える競馬も出来るので無理にハナに行くことはないと思いますが、位置取りが悪いと何も出来ずに終わる可能性も…。という事で今回は△まで。

そう、今回は極端なハイペースもありえそうなメンツなんですよね。なので、ウインムートは△に残しましたが、基本的には前崩れを想定した予想にしたいと思います。

本命は◎ダノングッド。以前は先行してラストが甘くなるという競馬が続いていましたが、2走前に思い切った脚質転換を図ると、これがドンピシャ。京葉Sは4角13番手の位置取りから豪快な直線一気で突き抜け、不向きな流れで5着に敗れた前走の欅Sもラストは34秒9という芝並の上がりをマーク。差す競馬が完全に板についてきたようで、流れがハマりそうなここは一発に期待が出来るんじゃないかと。

ただ、その流れを想定すると、不安要素はあってもやっぱり上位に扱わざるを得ないのは◯キングズガードと▲インカンテーション。ま、軸には出来ないってだけで地力は間違いなく上ですからね。

以下△には前記ウインムートの他に、かなりデキが良さそうなブラゾンドゥリス、黒船賞でキングズガードやブルドッグボスに勝っているのに地方所属ってだけで人気がなさそうなエイシンヴァラーまで。

交流重賞2連勝中で勢いに乗るサクセスエナジーは消し。かきつばた賞はキングズガードに4kg貰いで勝利しましたが、今回はこっちが58kgで向こうが57kg。この斤量ではさすがに厳しいでしょう。

◎:ダノングッド
○:キングズガード
▲:インカンテーション
△:ウインムート
△:ブラゾンドゥリス
△:エイシンヴァラー

馬券は◎軸の馬連&3連複。アタマ荒れもありそうなので3連単もちょっとだけ抑える感じで。

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