【凱旋門賞】連覇濃厚!

 今年もこの季節がやってきました! そう、凱旋門賞です!

 PC98の時代からダビスタやウイポを寝る間も惜しんでやっていた管理人にとって、海外競馬と言えば何をおいても凱旋門賞なんです。まだジャパンCで外国馬が強かった時代、凱旋門賞馬の肩書を引っさげて来日する馬とか、本当にハリウッドスターを見るかの如く、興奮して東京競馬場に足を運んだものですし。やっぱり凱旋門賞は別格なんですよ。日本のホースマンにとって、日本の競馬ファンにとっては。

 とはいえ、さすがに今年は…ね。クリンチャーは好きな馬ですし、これが藤岡のお兄ちゃんなら応援馬券の一つも勝ったかも知れませんが…。いや、馬券として形に残らないネット投票じゃ応援馬券なんて買わねーですね。何の記念にもなんないから意味ないもん。それはそれとして、もちろん応援はします。でも、馬券として考えると…、さすがにこれだけのメンツが揃ったなかでは、馬券に絡むことはないかな…。一桁着順なら御の字って感じでしょう。応援と馬券は別。クリンチャーが勝って馬券を外すなら本望なので、馬券的には切りで。

 本命は◎エネイブルで仕方ないでしょう。今年は故障もあって長期休養を余儀なくされましたが、復帰戦のセプテンバーSを圧勝。ローカルのGIIIとはいえ、まったくもって寄せ付けなかった2着馬はキングジョージでも2着のトップホース。11ヶ月ぶりの実戦で、初のオールウェザーで、仕上がりも完全な前哨戦仕様で、それでいてあの競馬。ちょっと次元が違いますよね。個人的にはトレヴ以上だと思っているので、ここはあっさり連覇してくれると思います。

 相手本線は◯キューガーデンズ。パリ大賞勝ちとか、英セントレジャー勝ちとかの実績はもちろんですが、オブライエン厩舎の多頭出しで幾つもの選択肢がある中から、世界のライアン・ムーアがこれを選んだってことが最大の決め手。単純に、世界ナンバー1の騎手が、少なくとも自分が乗れる馬の中で最も可能性を感じているってことですからね。

 単穴に▲シーオブクラス。エネイブルの復帰前には、一時的にとはいえ前売りで1番人気になったほど。確かに愛オークスも強かったし、ヨークシャーオークスなんて圧勝でしたから、その実力は本物でしょう。3歳牝馬で斤量も有利ですし、有力候補なのは間違いありません。が、去年の同時期のエネイブルと比べてどうかとなると、そこまでの存在ではなさそう。であれば、この辺の評価が無難ですかね。

以下△は、本番とはレースの質が違うとはいえフォア賞が抜群に強かったヴィルトガイスト。去年の2着馬でシャンティイよりもロンシャンが合いそうなクロスオブスターズ。距離延長でパフォーマンスが上がりそうなスタディオブマン。以上。

◎:エネイブル
○:キューガーデンズ
▲:シーオブクラス
△:ヴィルトガイスト
△:クロスオブスターズ
△:スタディオブマン

馬券は◎1着固定の馬単&3連単が本線。おさえに◯頭のパターンもちょっとだけ…。

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