2019【ファルコンS】予想

 中京競馬場のリニューアルと同時に距離を1400mになったファルコンS。そこから4年連続で二桁人気馬が馬券に絡み、1番人気は僅か1勝止まり。なかなかに波乱含みの重賞となっております。

 今年はどうかと言えば…、今年も荒れそうですよね。だって、全然わからないし、そもそもどの馬が人気になるのかすら読みにくい。正直、あまりにわからな過ぎて、馬柱を見ていたら頭が痛くなってきました。とはいえ、それだけ難解なのであれば高額配当を狙い撃ちするチャンスとも言えるわけで、当然やらないわけにはいきません。

 で、無い知恵を絞って捻り出した本命が◎ジャパンスウェプトです。スプリンターとマイラーが混在する7Fはスプリント戦でガンガン飛ばしてきた馬のおかげでハイラップになりやすく、かつ中京コースのそもそもの特性から差し馬が台頭しやすいのが同レースの特徴。加えて、昨年のミスターメロディなど、ダート通用のパワータイプが活躍する傾向が強いという一面も。となると、ダートで2戦2勝、それもともに上がり最速の差し切り勝ちというこの馬が浮上してくるわけです。前走は本当に強い競馬をしてますし、スウェプトにフジキセキなら芝ダート兼用でもおかしくないですし、見ているうちにマジで期待してよさそうな気がしてきました。

 相手本線は◯ハッピーアワー。ここ2戦はデイリー杯2歳S3着、シンザン記念5着と重賞で連続好走。最後は必ず伸びてくる印象で、[1.2.0.0]の7Fに替わればさらに決め手に磨きがかかるのではないかと。実際、当該舞台で未勝利勝ちを収めていて、当時の1分21秒7の勝ち時計は去年のファルコンSよりも速いですから。間隔は空きましたがデキも良さそうですし、幸四郎厩舎の重賞初勝利がこれになる可能性は十分あるでしょう。

 単穴に▲グルーヴィット。◎と同じく、ダートでデビュー連勝を飾っておりますが、父ロードカナロア、母の父スペシャルウィークで、ダイナカールからなる母系。とくれば、芝がダメとは考えにくい。というか、血統だけで言ったら、なんでダートで卸したの?とさえ思う馬。前走で騎乗したミルコは「まだちょっと幼いけれど、能力は凄く高いです」と評価してますし、芝通用ならあっさりまであってもおかしくないかと思います。

 以下△は、ジュニアカップ勝ちのヴァッシュモン、GI以外では崩れていないドゴール、密かに応援しているフリオーソ産駒のカク地ニューホープまで。

◎:ジャパンスウェプト
○:ハッピーアワー
▲:グルーヴィット
△:ヴァッシュモン
△:ドゴール
△:ニューホープ

 馬券は◎軸の馬連&3連単。3連は自信ないので馬連集めで勝負をしようかと考えております。

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