2019【ドバイシーマクラシック】予想

 少頭数。欧州勢にコレってのがいなくて日本馬優位の状勢。アーモンドアイ鉄板のターフもそうですが、これも馬券的にはまったく魅力が感じられないレースです。

 本命は◎スワーヴリチャード。連覇のかかる大阪杯ではなく、こちらに照準を合わせてきたのは紛れもない自信の表れ。「今度こそレイデオロに勝ちたい」という庄野師の言葉も力強いです。左回りは出遅れて競馬にならなかった天皇賞(秋)以外は崩れてませんし、その左回りで12Fの距離はベストでしょう。なんだかんだで一度叩かれていることはプラスだと思いますし、さらに鞍上にモレイラ確保なら期待しかありません。

 相手本線は◯オールドペルシアン。英ブックメーカーではこれが1番人気。当地の前哨戦・ドバイシティオブゴールドを快勝しており、これは昨年の勝ち馬ホークビルと同じ。しかも直線で前が壁になる苦しい展開を跳ね除けての勝利だから価値は高いです。前年のレースと見比べても明らかに馬が良くなっている感じがしますし、日本馬の実力を良く知っているビュイックというのもプラスでしょう。

 単穴に▲クロスカウンター。2走前に◯とタイム差なしですから、それに近い評価なのは当然でしょう。前走はメルボルンCを快勝。51kgの軽ハンデだったこともありますが、それにしても見事な差し切り勝ちでした。その前走が休み明けだったように久々を苦にするタイプではありませんし、重い斤量も背負いなれたもの。あると思います。

 以下△は、展開が向きそうなレーシングヒストリー、さすがに消すに消せないレイデオロ、以上。シュヴァルグランは無印。昨秋の走りから7歳でも衰えはなさそうですが、基本的に叩き良化型。休み明け、かつ初の海外遠征ではちょっと厳しいんじゃないかと。

◎:スワーヴリチャード
○:オールドペルシアン
▲:クロスカウンター
△:レーシングヒストリー
△:レイデオロ

 馬券は◎軸の馬連と3連単フォーメーションを予定。ただ、これも日本馬が本命で妙味は薄いので、オッズ次第では少額で遊ぶ程度にするかも。

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