2019【ニュージーランドT】予想

 先週はドバイで散々な目にあいましたが、日曜の大阪杯で何とか巻き返して事なきをえました。大阪杯は△アルアイン→◎キセキ→△ワグネリアンの決着で、馬連3,680円と3連複10,740円を的中。点数少なめだったのでこれでもそれなりのプラス。今年はここまで絶不調とあってもはや記憶も定かではありませんが、おそらく今年初のGI的中かと。とりあえず、春GIシリーズのボウズを回避できたのでよかったです。

 この調子で一気呵成に攻めていきたい今週末は桜花賞。そちらにも既に目星は付けていますが、まずは土曜重賞からいきましょう。

 ニュージーランドT。一昨年が3連単49万馬券で、その前の年が同105万馬券。めちゃくちゃ荒れるという印象もありつつ、実は中山開催だった過去9回で1,2番人気はあわせて7勝2着4回と安定。人気サイドの信頼度も高かったりで、どうにも掴みどころのないレース。まぁ、だからこそ荒れる時はデカいって感じなんでしょうけど。

 さて、では今年はどうか。今年は荒れそうですね。だって、コレっていう馬が全然いませんもん。おそらく1番人気は東スポ杯2着のアガラスだと思いますが、初距離、初の中山など不安点も多々あり、他が微妙すぎるから押し出されての人気ってだけな気が…。他の人気サイドも似たり寄ったりですからね。ここはドデカいのを狙うべきでしょう。

 本命は◎ワイドファラオです。昨秋の東京で初陣を迎え、その後は京都、中京と渡り歩き、2,2,1着という成績。東京と京都ではスローの逃げで最後は勝ち馬に決め手に屈した感じでしたが、中京の前走は好位かr上手く立ち回っての快勝。全て特徴の異なるコースでも崩れないレースセンスの高さや立ち回りのうまさ、そしてタフな中京で好位から押し切ったパワー。いかにも中山マイル向きな感じがしませんか? その前走は「ぎりぎりの状態だった」とのことで、リフレッシュ放牧ですっかり回復した今回のほうがデキは遥かに良さそう。あると思います。

 対抗は◯ミッキーブラック。福島芝1800mの新馬戦を快勝すると、中山芝2000mの芙蓉Sも連勝。が、京都2歳Sで出遅れながら出していったことで掛かり癖がつき、ここ2戦は見せ場もなく連敗。ただ、敗因はハッキリしており、今回はそれを払拭すべくマイルへの距離短縮ですから、少なからず勝算はあるのかと。血統的にはむしろマイル前後っぽい感じもしますし、復活の可能性は十分ありそう。

 単穴に▲ホープフルサイン。デビューからの3戦は全てダートで全て二桁着順の大敗。で、中央では分が悪いと考え浦和に遠征すると交流戦で難なく初勝利。でも、中央の未勝利では通用しないかったから交流戦を使って勝ち上がったわけで、そういう馬って大抵は500万下で頭打ちになるものなんですよね。だから、その上で初の芝という条件でもあったこの馬の前走は単勝182.2倍の超人気薄。それがまさかの大勝利。ただ、その勝ち方がちょっとフロックでは片付けられない感じなんですよね。

 内枠でスタートひと息で位置を悪くし、直線では前の馬が横に広がって行き場なし。と思ったら外に向かって斜めに一直線。残り1F過ぎから真直ぐ前を追いかけてあれよあれよの差し切り勝ち。これ、普通に強くないですか? 父モンテロッソはドバウィの後継種牡馬で芝の重賞勝ちもある馬だし、それに母父グラスワンダーなら結果的にダート馬じゃなくて芝馬だったってことでしょう。芝の中でもいかにも中山向きの感じがあるし、この配合なら距離も全然OKなはず。本命馬よりも熱が入ってしまいましたが、色々ハマれば再度の大駆けがあってよいかと。

 以下△は、一応アガラスとヴィッテルスバッハを押さえて、あとはカルリーノまで。以上とします。

◎:ワイドファラオ
○:ミッキーブラック
▲:ホープフルサイン
△:アガラス
△:ヴィッテルスバッハ
△:カルリーノ

 大物狙いなので馬券は当然3連単がメイン。とはいえ点数は少しでも押さえたいので、3連複で保険をかけつつ、デカいところだけは3連単で狙うスタンスでいきます。

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