2019【宝塚記念】予想

 堅いと思ったPOWSで惨敗。ディアドラはさすがに無理だろ、ってのはその通りだったけど、馬場状態の詳細を確認せずに馬券を買ってしまったのは痛恨でした。あそこまで悪化しちゃうと切れで勝負するシーオブクラスには厳しいですよね…。海外馬券こそしっかり情報収集しなきゃいけないのに、自分の愚かさが本当に嫌になります…

 さて、気を取り直して今週は宝塚記念。が、ファン投票1位のアーモンドアイが不在。というか、投票が始まる前から「春は一戦(安田記念)」と明言していましたから、皆様、出ないことがわかった上で投票していたということ。ただのファン投票なら他でやればいいんだし、いったい何のためのファン投票なのか…。で、これも結果が出る前に既に公言していましたが、オジュウチョウサンも回避。もともと流動的だったので仕方ありませんが。さらに、凱旋門賞視野のフィエールマンとブラストワンピースは札幌記念へ…。さすが、名ばかりのグランプリ…

 「それでも豪華メンバーが集結!」みたい煽っているメディアもありますが、正直なところ、「どこがやねん?w」としか思えません。確かにレイデオロ、キセキ、スワーヴリチャードといったビッグネームはいます。が、レイデオロはドバイで惨敗してるし、その他も近走は善戦止まりでパッとせず。大阪杯を勝っているアルアインにしたって9番人気での勝利だし。確かに勝ち切れないメンツが揃って、その中なら誰が勝つんだ?的な面白みはありますが、どの馬が勝ったところでその上にアーモンドアイやフィエールマンがいるとすると、もはやグランプリでもなんでもないような。言っても仕方のないことなんですけど、どうしても愚痴りたくなってしまいます。だって、見どころがなさすぎるんですもん。

 まぁでもそこはしょうがないので、よくあるGIの一つとして普通に予想をすることにします。今年は収支度外視で応援したくなる“夢”も何もいませんから。

 というわけで本命は◎エタリオウ。前述通り、どの馬も決め手に欠ける感じですが、そのなかでも特に決め手に欠けているこの馬を本命とした理由は、典さんだから。ポツンとかヤラズとか言われることもあるジョッキーですが、良くも悪くも何かをしてくれそうな気にさせてくれる唯一無二の存在でもあります。一週前追いで初コンタクトを取った際の典さんの絶賛ぶりが印象的で、これは何かやってくれそうだな、と。この時期の阪神の馬場に最もマッチしているステイゴールド産駒というのもありますし、適度に人気を落としてくれそうな感じで妙味もありそう。典さん、頼みます!

 相手は◯ノーブルマーズ。やはりポイントはこの時期の阪神の馬場への適性だと思うのですが、その点、同馬は昨年3着だから全く問題なし。前走の鳴尾記念は5着に敗れているものの、もともと休み明けは走らないタイプですから、0秒4差はむしろ上出来。その後は中2週ながら見込み通りに順調に上昇。ありますよ。

 単穴に▲リスグラシュー。エリザベス女王杯を勝って以降、再び善戦止まりの競馬が続いていますが、相手を考えれば善戦できていることが素晴らしいと言えるレベル。牝馬限定で2,3着を繰り返して頃とは明らかに違います。世界トップクラスの超一流ジョッキーが乗ると「馬が変わる」なんて言いますが、この馬もモレイラが乗った事で本来のポテンシャルを存分に発揮できるようになったという事でしょう。もともと牝馬が馬券に絡むことの多いGIでもありますし、レーンの騎乗次第では頭まであっても。

 以下△にキセキ、スティッフェリオ、クリンチャー。以上。レイデオロは今の馬場は合わないと思うし、アルアインは距離が微妙。スワーヴリチャードも海外遠征帰りで状態が本物っぽくないので消しとします。

◎:エタリオウ
○:ノーブルマーズ
▲:リスグラシュー
△:キセキ
△:スティッフェリオ
△:クリンチャー

 馬券は◎軸の馬連。3連系はフォーメーションで手広く。レイデオロ軽視なので当たればそこそこ大きそうだけど、はてさてどうなることか…。自信はありません。

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