2020【京成杯】予想

 過去10年で3連単10万円オーバーは2回。二桁人気馬の馬券絡みはゼロ。配当傾向に関しては、穴党としてはいまいちテンションの上がらないレース。が、今年はちょっと風向きが違う模様。というのも、1番人気が確実視されるのが、京成杯が2000mになって以降、一度も勝利していない牝馬だから。その手のデータは基本的にアテにしないタイプではあるけど、先週のシンザン記念も断然人気の牝馬が着外に負けたし(勝ったのは結局2番人気の牝馬だったけど)、これも飛ぶ可能性は十二分にあるかと。

 本命は◎ビターエンダー。前走はモタれながらも完勝。で、その点に関しては「この中間に歯変わりがあって、それから真っ直ぐ走れるようになった」とのことなので不安材料どころか伸びしろの期待大。時計面でも、どちらもスローだからアテにはならないけど、翌日のスカイグルーヴの新馬戦より1秒以上速かったのは事実だし、調教は相変わらずいいし、オルフェ産駒で中山替わりもかなりプラスに働きそう。個人的に今年ブレイクする予感がする津村なので、頑張ってほしいです。

 相手本線は○クリスタルブラック。中山芝千八の初戦の勝ちっぷりはかなりのインパクトがありまshたね。5F通過が65秒2の超スローペースを後方10番手で運んで、勝負どころは大外を回って進出。直線も内にササるのを矯正する程度でさほど追った感じもなくラスト2Fが11秒5-11秒5。ポテンシャルはキズナの代表産駒になれるレベルなんじゃないかと。当初、出否は追い切り次第だったけど、その最終追いでしっかり動いて出走が決定。やってくれそうな気がします。

 単穴に▲ゼノヴァース。母系のサドラーの影響か、ディープ産駒ながらパワータイプで、東京2戦で惜敗続きのあとに中山替わりで本領発揮。ならばここでも。今もっとも信頼できるマーフィーだしね。

 以下△は、ミルコのヴィアメント、シュタルケのディアステマ、以上です。前が速くなりそうなのでヒュッゲとロールオブサンダーは消し。スカイグルーヴは牡馬相手に揉まれる競馬になったら簡単ではないと思うので、これも思い切って消し。12頭立てだけどデカいの狙います。

◎:ビターエンダー
○:クリスタルブラック
▲:ゼノヴァース
△:ヴィアメント
△:ディアステマ

 馬券は◎軸の馬連と3連単はフォーメーションで手広く。人気どころをバッサリ行ってるので、当たればハネるはず。

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