2020【東京新聞杯】予想

 レースの印象としてはきさらぎ賞よりも荒れていそうな気もするけど、実際に大きく荒れたのは最近だと15,16年くらい。一昨年の勝ち馬がリスグラシューで去年がインディチャンプだから、力通り、順当に決まりやすいレースとも言えそう。今年も混戦模様ではあるものの、そういうときに限って普通に人気馬同士で決まったりするんだよなぁ…

 とも思いましたが、1頭だけ面白そうな馬を見つけました。本命は◎モルフェオルフェにします。理由は単騎逃げ濃厚だから。基本的にはそれだけです。前走の愛知杯は重馬場でハイペース先行が堪えての失速だし、結果的に2000mも長過ぎた感じなので度外視。2,3走前に連勝しているマイルに戻れば違うはず。有力どころはほとんどが決め手を生かしたいタイプだから、うまいことかわいがってもらえれば、穴のエダテルがあれよあれよの逃げ切りを決めちゃってもいいかなと。過去10年の東京新聞杯で最も荒れた16年も逃げ切りだしね。

 相手は○シャドウディーヴァ。春先は距離が延びていいタイプかなと思っていたけど、ローズSの最後の止まり方を見ると、むしろマイルくらいがベストなんかなって気も。調教内容も陣営コメントもここにきてやたら上向きだし、血統的にも合っている感じ。◎とこれで4角1,2番手。で、東京の長い直線もそのままって展開を希望します。

 単穴に▲ケイアイノーテック。NHKマイルCでガツンと勝たせてもらった印象が強すぎて、その後もたびたび印を打っているのだけど、結果はご存知のとおり。それでも、馬券には絡まないけど上がりはしっかりで着順ほど負けてないってレースが多いせいか、どうしてもまだ見限れないんですよね。個人的な感覚で言えばショウナンバッハとかデンコウアンジュとかと同じタイプ。いつかどこかで穴を開けるんじゃないかと。その2頭はちょいちょい波乱演出してるし、ならばケイアイノーテックも…、そろそろお願いします。

 以下△は人気サイド、レッドヴェイロン、ヴァンドギャルド、プリモシーン、以上。レイエンダは消し。同じノーザンファームの生産とはいえ、ルメールがキャロットじゃなくて東サラを選んだってのは、つまりはそういうこと。追い切りも気性面の課題を露呈するような内容だったし、その上でテン乗り、しかも丸山なら消しが妥当かと。

◎:モルフェオルフェ
○:シャドウディーヴァ
▲:ケイアイノーテック
△:レッドヴェイロン
△:ヴァンドギャルド
△:プリモシーン

 馬券は◎軸の馬連と、3連系はフォーメーションで手広く。エダテルさんの真骨頂に期待します。

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