2020【鳴尾記念】予想

 「1,2着固定は絶対」としていた日本ダービーは案の定、コントレイル→サリオスの鉄板決着。当初は3連単6点の予定でしたが、総流しでもガミらないオッズになるとは思わなかったので、「オッズ次第では3着はさらに広げるかも」としていた通り、これを10点まで広げたところ、ギリギリでヴェルトライゼンデが拾えて51.4倍の的中。厚めに張ったサトノインプレッサが最後かわしてくれればもっと良かったのですが、とりあえず当たったから良しとします。

 なんて余裕で言えるのも、立て続けに目黒記念も当たったから。こちらは3着のステイフーリッシュが拾えず3連系はダメだったけど、◎▲で本線だった馬連がまさかの46.3倍という高配当でまあまあのプラス。今年はここまで散々な結果が続いていたけど、節目のダービーデーにきっちり獲れたのでよかったです。今週から競馬の暦では新たな一年。調子に乗らず、気を引き締めて頑張っていきます。

 まずは土曜の鳴尾記念。これがなかなか難しい。人気はラヴズオンリーユーが断トツっぽい感じだけど、正直そこまで堅いとは思えないんですよね。もちろん、強い馬ですし、実際にオークスでもエリザベス女王杯でも本命にしてました。が、牡馬相手はデビュー戦のみというのがひっかかるというか…。現役ならアーモンドアイとかラッキーライラックとか、ちょっと前ならジェンティルドンナとかウオッカとか、牡馬相手でも関係なく強い牝馬はいるけど、それらのせいでちょっと麻痺してませんか?と自問しております。

 例えばオークス馬で言えばメイショウマンボなんかは全盛期にあっても牡馬相手だと全然ダメでしたし、ソウルスターリングも牡馬古馬相手なって完全に低迷。二頭ともオークスであれだけ強い競馬をしていたのに…。さらにスティルインラブやアパパネなんかは三冠まで獲ったのにその後は牝馬限定でしか馬券に絡めていません。稀に登場するスーパー牝馬が凄すぎるせいで、牡馬と牝馬の差を感じにくくなってますけど、古馬になって、特に中長距離で牡馬を相手にするってそんなに簡単じゃないんですよ。もちろん今回はGIIIでそこまでの相手ではありませんし、圧勝してしまう可能性も十分あるとは思いますが、牝馬限定だけの実績を過信すると危ない気も…。なのでここはあくまでも押さえ評価でいいのではないかと思います。前走があまりにも負け過ぎで、ピークを過ぎた、もしくは馬が繁殖モードに入っちゃった可能性もありますしね。

 だがしかし、他を見渡しても、どれもこれも似たりよったりというか…。押さえには入れるべきだろうけど軸には出来ない的な中途半端な馬ばかり、なんですよね…。

 コース適性なら文句なしでエアウィンザーなんだけど、長期休養が続いてここ2戦は大敗続き。今回は叩き2戦目で状態は上向きなんて言いますけど、年齢的なことも考えると休んでる間に全盛期を過ぎてしまっている可能性もあって、極端な衰えがなければ馬券内とは思うけどとても軸には出来ない…

 菊花賞2着のサトノルークスは約7ヶ月の休み明け。距離は問題ないと思うけど、内回りは合わなそうだし、開幕週の馬場も合わなそう。去年の菊花賞組がその後あまり良くないというのも減点材料。でも、この相手ならそれでも上位争いしてもおかしくはない。とはいえやっぱり軸に据えられるほどではない…

 レッドジェニアルは、一線級相手のレースが続きながら大崩れしてないし、今回は仕上がりもかなり良さそう。なんだけど…、内回りのタイプじゃないよね。地力とデキの良さであるかもだけど、軸には…

 パフォーマプロミスはGII2勝に天春3着とここに入れば胸を張れるレベルの実績。でも一年以上の休み明けでもう8歳。調教は悪くないだけに一発に期待したいけどやっぱり軸には…

 その他も、キメラヴェリテも、ドミナートゥスも、トリコロールブルーも、どれもこれも一長一短で押さえの域を出てくれない…。こうなったら後は枠順で優先順位と決めていくしかないですね。というわけで名前を挙げた中でピンク帽の2頭を消すことにして、それで残りは7頭。最後に並べただけの3頭を△。その前に挙げた4頭を▲って感じで。

▲:ラヴズオンリーユー
▲:エアウィンザー
▲:レッドジェニアル
▲:パフォーマプロミス
△:キメラヴェリテ
△:ドミナートゥス
△:トリコロールブルー

 馬券は3連複フォーメーションで▲(4)→▲(4)→▲△(7)の22点が基本線だけど、オッズ次第ではボックス(35点)で買うことも視野に。いずれにせよラヴズ絡みはガミ覚悟なので、それがあまりにも安いようなら逆にラヴズを切って点数を絞るのでもいいかも…。ま、どのみち自信なしなので遊び程度にとどめますが…

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