2020【エプソムC】予想

 うーん、まさかアーモンドアイが負けるとは…。馬券はもちろんハズレです。印を打った7頭のうち5頭が掲示板。ノームコアもケイアイノーテックも押さえてあっただけに、読み自体は悪くなかったと思うのだけど、グランアレグリアの強さだけが想定外でした。思えば2歳の頃は「これはアーモンドアイ級だわ」とまで評価していた馬。そう考えれば、この結果はある意味では納得です。

 といった余裕が見せられるのは、前日の鳴尾記念の3連複7,730円をきっちり獲っているから。3連複フォーメーション22点のなかでも、上位評価4頭の組み合わせ4点はまあまあ厚めにいっていたので、安田記念でハズしてもさほど痛くなかったりします。

 それにしても、ここにきてなかなか好調。目黒記念と言い、鳴尾記念と言い、伏兵台頭のレースできっちり当てられているのは穴党としての面目躍如といったところ。暦の上では夏競馬に突入する今週以降も、しっかりやっていきたいと思います。

 エプソムC。「府中の千八展開要らず」とは故大橋巨泉氏の言葉。その格言通り、あまり荒れる印象のないレースですが、過去10年で5番人気以内が上位3頭を占めたケースは、そうは言っても2回だけ。伏兵の出番がまったくないというわけではありません。まして今年はメンバーからして例年以上の混戦模様。しかも、天気も微妙な感じ。大荒れまではいかなくてもそこそこの配当は期待していいのではないかと。

 本命は◎サトノアーサー。勝ち切るまでのイメージはないけど、とにかく末脚は安定しており「3着までなら」という意味での期待値ならこれが一番ですかね。デビュー当初は良馬場で切れる馬という典型的なディープ産駒の印象だったけど、いつの間にか時計のかかる馬場の方がいいみたいな感じになってるし、週末の空模様からすると軸に相応しいのはこれでしょ。

 相手は○ピースワンパラディ。デビューから[4.2.2.0]でまだ全く底を見せていない上がり馬。乗り難しいタイプだけにテン乗りがどうかだけど、津村なら腕は確かだし、大丈夫だと信じます。道悪に実績があるのも心強いし、初重賞とはいえこのメンバーならオープン特別と大差ないから格を気にする必要もなし。

 単穴に▲ギベオン。前走は出遅れて流れに乗れずさっぱりだったけど、2走前の金鯱賞はサートゥルナーリアに0秒4差の4着。それ以前もずっと着順ほどは負けてないよね、ってレースが続いていて、あと一つ何かが噛み合えばいつ馬券に絡んできてもおかしくない感じ。東京の千八は条件もいいし、たぶん道悪も大丈夫。

 以下△は、エリザベス女王杯でラッキーライラックに0秒4差のサラキア、典型的なムラ駆けで軸には出来ないけどレイエンダ、ここにきて確実に力をつけているアトミックフォース。このコースで[2.0.1.0]のアイスストーム。で、さらに良馬場ならソーグリッタリング、道悪ならマイネルファンロン。以上とします。

◎:サトノアーサー
○:ピースワンパラディ
▲:ギベオン
△:サラキア
△:レイエンダ
△:アトミックフォース
△:アイスストーム

△:ソーグリッタリング(良馬場限定)
△:マイネルファンロン(道悪限定)

 馬券は3連複フォーメーションで手広く。2頭→5頭→8頭の30点くらいの予定で。人気サイドで上位独占ならガミでもしゃあない…

 - 今週の予想