2020【札幌記念】予想

 東京都民なのでGoToキャンペーンを使っての旅行はできず。東京出身なので帰るような田舎もなく。リアルに何もしないまませっかくのお盆休みがただただ過ぎ去っていった先週。まぁ仮に東京の人間ではなかったとしても、今のこの状況下で旅行だとか帰省なんかするわけないですけど。

 しかし、暇を持て余せば持て余すほど逆に何もやる気がおきず。時間のある時はなるべくやろうと思っていた予想の更新もスルーしてしまいました。というか、肝心の日曜日のみ予定があったため、久々に馬券すら買いませんでした。正確に言うと、他のことをしている間に気がついたら16時を過ぎていて買えなかっただけとも言うのですが…。でも結果的にそれで正解。関屋記念はサトノアーサーもトロワゼトワルも事前予想では残っていたのでもしかしたら当たっていた可能性もゼロというわけではありませんが、小倉記念は上位3頭とも完全に無印候補でしたからね。あれは絶対ムリでした。

 その小倉記念が137万馬券。ホント今年の夏は異常なくらいに波乱が続いていますよね。夏のローカル開催は今週を入れて残り3週。一発くらいデカいのが取れるといいのですが…

 というわけで今週の予想です。一発デカいのが狙えそうなのは小倉の北九州記念。ですが、その前にまずは札幌記念から。こっちはとてもじゃないけど高額配当は望み薄でしょう。

 ただ、ラッキーライラックが鉄板かと言われると、そこまでではないかと。宝塚記念の6着は、馬場と展開というのが関係者を含めた総意のようですが、だとしてもちょっと負け過ぎな感じがするんですよね。追い切りなどを見る限りでは具合は良さそうですけど、しばらく大崩れなく走っていた馬、特に牝馬がああいう負け方をすると、一旦様子見とした方がいいのかなと。まぁ、この相手関係なんで様子見とはいえさすがに消しの勇気はありませんが、今回は押さえ程度として△でいいでしょう。

 人気サイドではノームコアも△止まり。もともと1800mでデビューした馬だし、2000mの紫苑Sは文句なしの強さだったし、この距離がダメだと思いませんが、昨年のヴィクトリアマイル以降はずっとマイル以下で、しかも一線級相手のレースばかり。今年はスプリントGIにも挑んでおり、ここで全く流れの異なる洋芝の2000mというのはさすがにこのレベルの馬でも簡単じゃないんじゃないかと。ってことでこれも押さえまで。

 この2頭以外は単勝オッズが二桁になりそうだから、どれが頭でもそこそこの配当になりそう。そんななかで本命に選んだのは、3歳馬の◎ブラックホールです。ホープフルSで◎、ダービーでも▲を打って尽く裏切られてきたわけですが、ダービーに関しては不向きな流れで上がり3Fはメンバー2位の7着なら決して悪い内容ではありません。何より、その後の放牧で馬が急成長。素人目に見ても違いがわかるほど馬体が充実してきました。父ゴールドシップはステイゴールド×メジロマックイーンの配合で、母の父はキングカメハメハ。成長力という意味ではこれ以上ない血筋ですから、その血がここにきて覚醒しつつあるのかと。マジメな話、コントレイルの3冠を阻止する馬がいるとすれば、これだと思っています。

 相手筆頭は○トーセンスーリヤ。宝塚記念はハイラップの逃げで最後は一杯になりましたが、少なくともラッキーライラックとは大して差のない競馬だったし、洋芝に関してはこっちは札幌&函館が[1-4-1-1]で抜群の適正を証明済みだし、メンツやコース的に間違いなく前走よりも展開は向くはず。であれば、この人気は軽く見られすぎでしょう。同型のトーラスジェミニが凄く邪魔ですが、こっちは控えても競馬が出来るタイプだからたぶん大丈夫。

 で、その▲トーラスジェミニが単穴候補。最低人気で3着に逃げ粘ったエプソムCも良い競馬でしたが、その後の2戦であれがフロックではなかったことを証明。前走の函館記念も前半5F通過が58秒8のハイペースで0秒4差に粘ってますからね。今週から札幌はCコース替わりだし、あれよあれよの逃げ切りがあってもおかしくはないはず。

 以下△は前述通りラッキーライラックとノームコア。それにペルシアンナイトのGI馬3頭。以上。

◎:ブラックホール
○:トーセンスーリヤ
▲:トーラスジェミニ
△:ラッキーライラック
△:ノームコア
△:ペルシアンナイト

 馬券は3連複フォーメーションを本線に、3連単フォーメーションも少しだけ。高配当は望み薄と言ったわりには上の方の印で決まればそこそこつきそうな予想に。やっぱりGI馬は強かった!って結果にならないことを願います。

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