2019【プロキオンS】予想
七夕賞とは打って変わって荒れる気が一切しないプロキオンS。中京移設後、荒れたと言えるのは初年度のトシキャンディ(12番人気1着)くらいですからね。メンツ的にも、今年も大きな波乱はないでしょう。
本命は…、◎マテラスカイで仕方なさそう。雨なら鉄板、と思っていたら当初の雨予報が曇り予報に。なので含水率次第って感じですが、よほどパッサパサのダートにならない限りはこれでいいでしょう。前走のドバイは正真正銘の世界トップクラスを相手に2着惜敗ですから、こんなところでは負けてられません。
問題は相手。基本的にはそれなりのポジションで運べる馬だと思いますが、去年のインカンテーション(4角11番手から追い込んで2着)の例もあるので、なかなかの悩みどころ。で、散々悩んでもどうにも判断がつかないので、◎は頭に固定して、2着以下は優劣なしで手広く行くことにします。展開も何も深く考えずに。
まずはサクセスエナジー。去年は自分の形で競馬が出来ないなかでも4着。しかも当時は58kgを背負ってのもので、今年は1kg減って57kgだから前進があってもよさそう。
次にサンライズノヴァ。これも◎同様、パサパサダートが合わないタイプ。なので馬場次第。ただ、戸崎から松若へのスイッチはプラスとは言えないものの、松若はデビュー2戦目から鳳雛Sでやらかすまで5戦連続で手綱を取っていたかつての主戦。再びチャンスをもらったここは気合も入るところでしょうし、会心の騎乗に期待します。
あとは、来てもおかしくないし、あっさり負けてもおかしくないという判断の難しい連勝中の上がり馬、アルクトス、ヴェンジェンス、ミッキーワイルドの3頭。ここは本当に取捨が難しいのでとりあえず全部残します。これ以外に食指が伸びる馬もいないので、点数的には問題ありませんし。
実績上位のウインムートとキングズガードは消します。ウインムートは58kgがネックですね。この斤量でも勝ったことはあるのでカンカン鳴きするタイプではないけど、他との兼ね合いからすると重賞で58kgでは分が悪いかと。キングズガードは一昨年の勝ち馬ではありますが、本質的には右回りが良いタイプ。近走も安定しているとはいえさすがに8歳でもう上積みは見込めませんからね。ここは大人しくしておいてもらいましょう。
◎:マテラスカイ
△:サクセスエナジー
△:サンライズノヴァ
△:アルクトス
△:ヴェンジェンス
△:ミッキーワイルド
馬券は前述通り、◎1着固定の3連単のみで20点。ただし、しつこいようですが、マテラスカイとサンライズノヴァは馬場次第なので、当日の含水率をチェックした上での勝負とします。曇り予報がハズレて雨でも降ってくれれば、それなりに厚くいってもいいけど、そうじゃないなら軽く遊ぶ程度にとどめます。