2020【中山記念】予想

 今年最初のGI、フェブラリーSは1,3,4着。◎ワンダーリーデルは頑張ってくれましたが惜しくも馬券内に届かず。というか、ケイティブレイブは買えないって…。長岡くんのような立場のジョッキーが大仕事をしたのは、馬券を抜きにすれば嬉しいんですけど、ケイティさえいなければ3連複は獲れてたのになぁ… (T_T)

 ま、そんなことはどうでもいいです。それよりも新型コロナウイルスです。各地の地方競馬が早々と無観客を決めるなか、中央はなかなかはっきりしませんでしたが、27日になってようやく無観客を決断。これは英断、というか当然の判断でしょう。例えば先週はGIだったとはいえ、東京競馬場に5万人以上ですからね。ここでウイルスが拡散されるようなことがあったら大変です。騎手や厩舎関係者との直接的な接触はないとしても、仮に記者とかに感染して、その記者がトレセンとか行って、なんてなったら…。美浦も栗東もいわば閉鎖された村のようなものですからね。去年の暮れはインフルエンザが大流行して大変だったようだし、それが新型コロナともなれば、とてつもない勢いで感染が拡大して競馬どころではなくなってしまいます。ひとまず、今週末はグリーンチャンネルの無料放送があるようだし、ファンの立場としては当面はひきこもっているのがよさそうです。

 というわけで、まずは中山記念。少数精鋭、豪華メンバー、なんて感じで煽られていますが、馬券的には正直いってつまらない。この頭数、このメンツでは穴を狙いようがないですからね。いかにして点数を絞るか、だけのレースって感じ。

 一応、◎ラッキーライラック。去年のエリザベス女王杯があまりにも衝撃的な勝ちっぷり。もちろん、スミヨンの腕もあってのものだけど、にしてもあの末脚は馬自身に力がなければ無理。陣営曰く、ちょうどその頃からガツンと馬が良くなっていったとのことで、バシシューは乗り替わられたタイミングが最悪でしたね…。で、スミヨンの後を託されたのがミルコ。今年に入ってようやく調子も上がっているようで、タイプ的にもラッキーライラックとは手が合いそうな感じ。中間気配は抜群だし、ここは去年のリベンジが期待できるかと。

 相手は○ウインブライト。もはや特に言うことはありません。去年、距離が長かったオールカマーと適性外の東京の秋天でしか崩れていませんし、その秋は調子自体もいまひとつだったらしいですからね。香港でGIを2勝しているように得意舞台では滅法強く、最も得意としているのがこの舞台ですから。主戦の松岡じゃなくて、カタカナのなかではちょい信頼度の下がるミナリクなぶん評価を一つ落としましたが、変に乗らない限り崩れることはないでしょう。

 単穴が▲ダノンキングリー。前走のマイルCSが案外だったけど、最内枠で終始馬場の悪い内めを通らされていたし、それでも最期はしっかり詰めて0秒4差なら悲観する必要はないでしょう。ただ、典型的な瞬発力タイプのディープ産駒だから、中山はたぶんプラスではないでしょ。ひいらぎ賞を圧勝していると言っても、2歳1勝クラスで相手が相手、能力の違いだけで突き放したようなものだからあまり参考にはならないかと。ただ、◎○との差は適正面だけ。能力的には全くヒケは取らないのでこれ以上評価は落とせません。

 あとは、離れた4番手に△インディチャンプ。毎日王冠でラスト伸び切れなかった感じからすると1800mは微妙に長いのかな。とはいえ、ステイゴールド×キングカメハメハの配合なら初の中山でプラスアルファがあってもおかしくないし、一応押さえには回します。

◎:ラッキーライラック
○:ウインブライト
▲:ダノンキングリー
△:インディチャンプ

 何一つ面白みのない予想。配当にも全く期待できないので、ここは可能な限り買い目を絞らないといけません。なので馬券は◎○→◎○→▲△の3連単4点で勝負します。

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