【香港カップ】王者のラストラン!
11日 第8R 17:30(日本時間)
香港国際競走デーのトリを飾る格式高い中距離GI。日本からは天皇賞(秋)圧勝のモーリス、昨年の覇者エイシンヒカリを筆頭に大挙5頭が参戦します。対する地元香港勢は同路線を牽引していたワーザーが戦線を離脱。今年も日本馬が優勢と考えてよさそうですね。
◎モーリス。日本独自のオッズで妙味は皆無ですが、折り合いと距離という2つの課題を克服した前走は圧巻の一言です。もともと右回りの方がいいタイプですし、シャティンも香港マイル、チャンピオンズマイルと2戦2勝でコース適性も抜群。ラストランにして過去最高のパフォーマンスが見られるかも知れませんね。
対抗も日本の○ステファノス。秋初戦の毎日王冠は消化不良の内容でしたが、前走の天皇賞(秋)ではしっかりと巻き返して3着に好走。ここにきて完成期に入ったようで、デキに関しても藤原師が「今回が一番の状態」と太鼓判。香港遠征にも慣れており、なによりスミヨンの手綱は心強いですね。
ここで地元勢の▲デザインズオンローム。一昨年の香港Cの勝ち馬で、他にも香港ゴールドC連覇、QE2世S、香港ダービーと2000mのタイトルを数多く持つ地元の有力馬です。前走のJクラブカップは9着に敗れましたが、これは終始外々を回らされる展開が響いてのもの。モレイラに戻るここは巻き返していいでしょう。
再び日本の△クイーンズリング。この秋は府中牝馬S、エリザベス女王杯を連勝。それ以前にもフィリーズレビュー、京都牝馬S勝ちがありますが、前走を前に「体に芯が入り体幹がしっかりしてきた」と、ここにきて完成の域に入った印象。精神面の強さが特徴な馬なので初の空輸も問題ないでしょう。
もう一頭の△にエイシンヒカリ。昨年は9番人気とノーマークに近かったためマイペースで運ぶ事が出来ましたが、今年はイスパーン賞の圧勝もありマークがキツくなることが確実。前走の行きっぷりが今ひとつだったのも、タフなロイヤルアスコットの反動が尾を引いているのではないかと考えます。なので、当初は無印を予定していましたが、まさかの最内枠ということで仕方がないのでちょっとだけ押さえることにしました・・・
最後に(たぶん)大穴の☆エリプティク。仏国の名門A・ファーブル厩舎が送り込む1頭。今夏に独のダルマイヤー賞を勝ってGI初勝利と勢いは十分。実績ではやや劣りますが、仏、独、伊と異なる環境でも大崩れのない走りは国際競争では魅力です。何と言っても、かの名門がこの1頭のために遠征。本気なんじゃないですかね。
◎:モーリス
○:ステファノス
▲:デザインズオンローム
△:クイーンズリング
△:エイシンヒカリ
☆:エリプティク
馬券は、これも◎頭固定で良さそうですね。あとは一発狙いで☆軸の大穴馬券をちょっとだけ。
と、これでようやく香港国際競走4鞍すべての予想が完了!
終わってみれば、◎は人気馬ばかりだな(汗)
ま、当たればいいか。当たれば‥‥