レースレーティングが心配な【ホープフルS】
昨日今日の予想結果は週明けにまとめるとして、さっさと予想に参りましょう。まずはホープフルSです。
GI昇格を予定するレースとしては少々物足りなさも残るメンバー構成。朝日杯FSとほぼ変わらない賞金なのにこのメンバーでは、JRAとしてもこれはちょっと想定外かも知れませんね。
正直、去年の方がレベルは高かっただろうと思いますが、その去年でもレースレーティングは110.75止まり。GI昇格には直近3年のレーティングの平均が110以上必要なので、109.5だった一昨年を加えて考えると今年は109.75以上が必要になります。これ、微妙じゃないすか? もし来年のGI昇格が見送られるとなると、来年は有馬記念の数日後にホープフルSが行われ、そこで中央競馬の締めとなるわけですから、最後の最後が微妙なレベルの2歳GIIって事になっちゃうんですよね? いやはや、それならもう金杯まで間隔が空いたとしても有馬で締めてくれ、って感じですよ。別に東京大賞典だってあるんだし。
と、随分話が逸れてしまいましたね。迷走するJRAへの愚痴はこの辺にして予想いきます。
本命は◎サングレーザーです。一昨年の秋に中山競馬場の馬場改修が行われ、暮れになると見る目に荒れていた傷みやすい中山の馬場状態が改善。おそらく、その影響もあって前2年の同レース連対馬は全てSS系の産駒。さらに、そのうち2頭はディープインパクト産駒。ということで今回唯一のディープ産駒のサングレーザーに◎を進呈しました。朝日杯FSを除外された後、ユタカさんの進言もあっての参戦ならきっと適正を見込んでいるはずですし、なんといっても未勝利勝ちは後の2歳王者サトノアレスを負かしてのもの。前走の敗因は久々でやや折り合いを欠いたからだとすれば巻き返しは可能でしょう。
相手筆頭は○レイデオロ。そう、いま最も勢いのある藤沢厩舎の期待の良血馬です。近2年の傾向からすると、SSを全く持たない血は少々不安ではありますが、前走の葉牡丹賞が実に強い内容でしたからね。前走は後方からでしたが、初戦は好位抜け出しで自在性もあって、その点も中山の内回りでは大きな武器となります。
これは本当にわからないのですが、一応、総帥の相馬眼が凄いのは認めざるをえないので単穴を▲コスモスとします。ゴールドアリュールの肌にフリオーソという配合。いかに、それらの父が芝でも素晴らしい実績のあるサンデーサイレンスとブライアンズタイムだとは言っても、この配合で芝って‥‥、どうなんでしょう。ただ、稽古では札幌2歳S勝ちのトラストを圧倒し、古馬も相手にしないと言われれば能力はやはり相当なのだと思いますし。うーん、難しいけど軽くは扱えないかなぁ。とはいえ、それでもダメ元単穴がいいところですかね。
以下、△にグローブシアター、アドマイヤウイナー、メリオラまで。
◎:サングレーザー
○:レイデオロ
▲:コスモス
△:グローブシアター
△:アドマイヤウイナー
△:メリオラ
馬券はいつも通り◎軸の馬連と三連系を少々。3単か3複かはオッズ次第。有馬の前に散財するわけにはいかないので、自信もないし、予算少なめで遊びます。