現時点での今週の予想色々

大型連休は遠方へと飛ぶため、予想をアップする事は難しそうなので、現時点での重賞予想を簡単にまとめておきましょう。

まずは、5日(金)のかしわ記念から。

これは◎ベストウォーリアで決まりですね。フェブラリーSでも◎を打って2着と期待に応えてくれましたし、今回のメンバーならば頭まであるでしょう。というか頭固定でもいいかも。

問題は2番手以下。とりあえずJRA勢だけ買っておけばとは思うのですが、その優劣というか、取捨が微妙な馬が多いというか……

それはつまりコパノリッキーとモーニンの事なんですけど、どっちも一時期の勢いは完全に影を潜めている感じで、何よりその敗因がメンタル面にあるっぽい。こうなると立て直しは難しいんですよね。

なので対抗予定は○インカンテーション。10番人気1着のマーチSでも▲ともともと能力を高く評価している馬ですし、今季復調の岩田なら無様な競馬はしないはず。で、▲はブラゾンドゥリス。格的にはちょっと落ちますが、目下の勢いは本物。舞台設定も合いそうですし、一気のGI制覇があっても。

というわけで上位3頭は全て地方出身騎手。で、天才ジョッキー二人(武豊のコパノリッキーとルメールのモーニン)は押さえまで。と思っていたら、これを書いてる今、枠順が発表されまして。取捨に迷っていたコパノリッキーが最内枠との事。うん、これは消しでいいでしょう。現状でメンタル面に不安がある上に、とにかく揉まれ弱い馬が最内枠ですからね。関係者の方にはもうし訳ありませんが、これで点数を減らせるので助かりました。もちろん、負けると決まったわけではありませんけど。

続いて6日(土)の京都新聞杯。

プリンシパルとのダブル登録が多くて最終的にどういうメンツになるのかが不透明ですが、今のところはこちらにしか登録していない◎プラチナムバレットが本命予定。皐月賞の結果から、それ以前の世代重賞で最もレベルが高かったのが毎日杯であったことが証明され、そこで後の皐月賞馬に0秒5差なら悪くありません。ある程度の位置に付けられて、且つ上がりの速い競馬にも対応できるというのは今の京都にバッチリあってますし、ここはチャンスでしょう。

相手筆頭は両睨みの○メルヴィンカズマ。勝ち味に遅いタイプですが、実戦を重ねるごとに着実に地力を付けているようで、前走は岩田が無理に内をつかなければたぶん突き抜けていたんじゃないかという手応えでしたから、バラけやすい京都外回りなら巻き返せるかと。以下、一戦毎にパフォーマンスを上げているミッキースワロー。前走が好内容だったサトノの2騎あたりを中心に。速い上がりのないインヴィクタはこの舞台ではちょっと厳しいかなぁと思っています。

お次は新潟大賞典。

次走予定をチェックしていた段階で重めの印を予定していたハクサンルドルフとクラリティスカイはG誌で“注マーク”が並んでいるので、おそらくは登録のみで回避予定と判断します。

で、それらに代わる本命は◎フルーキー。前走の金鯱賞は14番人気15着と見せ場なしでしたが、大外で前に馬を置けなかったのも痛かったですし、単純にテン乗りの松岡と手があっていなかったような感じ。今回騎乗予定の和田騎手もテン乗りではありますが、普段の稽古からかなり乗っているようなのでそのあたりの心配はなさそう。去年は1番人気2着ですから、想定通りの人気ならかなり美味しい馬券になりそうな予感がします。

あとは、メンバー的にもスローの瞬発力勝負が濃厚なので上がり重視の選択。とするとどうしても人気馬が中心になってしまうのですが、これは仕方ないですね。メートルダール、サンデーウィザード、トルークマクトあたりに、新潟巧者のロンギングダンサーで高配当狙いといった感じでしょうか。

そして、最後はNHKマイルC。

過去10年の3着以内馬30頭のうち10頭が二桁人気馬という波乱上等のGI。当然、大ハズレも覚悟の上でここは思い切った穴狙いで帯封を狙う予定です!

本命予定はタイムトリップ。NZTは中山マイルの外枠だったので着順は度外視して、その上で上がりは最速ならそれなりの評価が可能。2走前のクロッカスSの勝ちっぷりが実に鮮やかでしたから東京替わりは大歓迎でしょう。個人的には、記念すべき第1回を◎タイキフォーチュン×○ツクバシンフォニーで当てて以来、NHKマイルCは1800m以上で実績のある馬を狙うのを基本としているので、それとはかなりブレてしまうのですが、半兄が芝中長距離を晩年の主戦場としていたグランデスバルですから、距離は大丈夫だと信じ……たい。

相手は基本に返って、アウトライアーズ、プラチナヴォイス、トラストあたりが中心。それ以外では、牝馬のアエロリット、良血タイセイスターリー、前走が底とは思えないリエノテソーロなんかも面白いかなと。

以上が現時点での見解。まぁ、追い切りもまだだし、枠も決まってませんし、最終的には全然違う予想になる可能性もありますが、一応、今のところはこんな感じという事で。

次の更新は連休明けの予定。皆様も是非とも大型連休を満喫してくださいませ!

 - 重賞の考察