【東京優駿】他を振り返る
管理人、完全復活!!
ダービーは○→▲→◎で決まってドンピシャの結末。と言っても、2→3→1番人気だから全然自慢できるようなものじゃないんですけどね。ただ、自信の◎も「大外じゃ鉄板視できない」として、当初予定していた単の頭及び連軸ではなく、3連複でドカンといったおかげで収支は十分に満足できるものとなりました。
ただ、◎が最後3着に突っ込んできたことで1点買いの3連複は的中となったものの、3連単の3着付けに△マイスタイルがいたので、最後◎がこなければ5000倍近い配当が当たっていたという……。当たったし、十分勝ったし、でも何だか素直には喜べない感じになってしまいました。まぁ、10倍付けばと思っていた◎○▲の3連複が22倍も付いてくれたのでいいんですけど、何だかなぁ……
気を取り直してレースを振り返ると、「何かしてきそうで怖い」とした典さんのマイスタイルが先行争いを制してハナへ。そして、超の付くスローペースを演出。やっぱりやってきたか…って感じでしたねw で、最初は後方に位置していたレイデオロはドスローを見越したルメールが向こう正面で一気に進出。結果的にはこの時点で勝負ありでしたね。
直線はマイスタイルが粘り込みを図るも、レイデオロがあっさり抜け出し、中団でじっくり脚をタメたスワーヴリチャードが猛追。で、最後の最後に外からアドミラブルが突っ込むも3着まで。途中のルメールのマクリ以外はほぼほぼ予想通りの流れと展開と結末でした。
しかしまぁルメールは本当に凄い。それに対し、有力馬に騎乗していた日本人ジョッキーは皆が皆、口を揃えて「ペースが遅すぎて…」ですからね。そりゃデムルメに勝たれまくるわって感じですよね。今回、ミルコは大外ということもあってどうにも出来なかったですけど、真ん中あたりに入っていたら間違いなく青葉賞ばりのマクリをしていたでしょうし。ドバイWCのヴィクトワールピサのミルコ、QE2世Cのネオリアリズムのモレイラ、そして今回のレイデオロのルメール。本当に凄いジョッキーってのはこれが出来るんですよね。
「ペースが遅すぎて…」。じゃあ動けよ、と。ルメールは動いて勝利をもぎ取ったわけで、何もせずに言い訳するだけの日本人ジョッキーには本当に辟易します。ユタカさんのダンビュライトだってスローの瞬発力勝負が向かない事なんてわかってたのだから、勝ちに行くなら早めに押し上げて消耗戦に持ち込むしかないのに、結局何もせずに終わってから「ペースが…」では、ファンも関係者も納得しないのでは?
今回仕事をしたのは、2番人気でも守りに入らず積極的に動いたルメール。人気薄のドスロー逃げで“らしさ”爆発の典さん。不利な大外で直線に賭けるしかなかったミルコ。それと、絶妙の位置取りと仕掛けで、結果的にルメールには及ばなかっただけの四位騎手。この4人くらいでしょ。中にはミルコの騎乗を「アザレア賞や青葉賞ではマクってるんだから、なんでルメールと一緒に上がっていかなかった!?」って批判している人も多いみたいだけど、あれは頭数が少ないからできたレースなわけで、フルゲートで、しかも上がっていこうとした時に前のペルシアンが膨れてさらにロスが大きくなると判断しての自重だから、責められる騎乗ではなかったと思うんですよね。
とまぁ、そんな感じだったので、個人的には直線に向いた瞬間、最低でも○-▲の押さえの馬連は当たると思って安心して見ていられたけど、レース内容的にはちょっと残念。特に、ユタカさん、松山くん、ユースケ、ユーイチの騎乗内容には本当にガッカリでした。
ま、そのおかげでというか、そういう流れも想定できたからこそ当たったわけで、別にいいんだけどさ。
ちなみに、最終の目黒記念もルメール。3着ハッピーモーメントは買えなかったけど、▲-◎の馬連3,450円がヒットでこちらもそこそこのプラス収支。フェイムゲームはルメだしもうちょっと人気になるかと思っていましたけど、最終的に8番人気でヴォルシェーブとの馬連で3000円超えはラッキーでした。
というわけで、絶好調だった4月に対しその反動と言えるくらい絶不調だった5月ですが、最終最後のダービーデイで見事な巻き返し。一度はマイナス域に突入した2017年の収支も見事にプラス域に戻りました。
そして、今週は上半期のラスト東京GI安田記念。とりあえずこれもデムルメ買っときゃ当たるかな(笑)