今週はエリザベス女王杯
GIの中休みだった先週。火曜日にメルボルンC、日曜明け方にブリーダーズCがあったため、全然そんな感じはしませんでしたけどねw
ともあれ国内GIが今週から再開。あとは年末の有馬記念までノンストップで続きます!
というわけで今日はエリザベス女王杯の考察。予想の確定版はまた土曜の午後にでも更新しますが、まずは現時点での見解をまとめていきたいと思います。
エリザベス女王杯と言えば、焦点になるのは3歳馬と古馬勢との力関係なのですが、今年はオークスの1,2着馬が故障離脱中で、桜花賞馬も前週になって筋肉痛で回避を表明。3歳馬の出走はGIタイトルのない2頭のみとなりました。
まず、この2頭に関してはバッサリ切る予定です。秋華賞2着のパールコードはそれなりに印も付きそうですけど、シンハライトもメジャーエンブレムもいない秋華賞での2着ではそこまで高い評価を与えていいものかどうか。時計的にも、馬場の差はあるとはいえ、昨年より1秒7も遅い決着ですからね。ここは古馬勢が有利と見ます。
中心になるのは、マリアライト、ミッキークイーン、クイーンズリング、タッチングスピーチといった人気どころ、になってしまいますよね、このメンバーだと・・・
ただ、これではあまりにも配当的な妙味に薄い。ということで伏兵候補として検討中の馬を幾つかピックアップします。
一頭目は、シュンドルボン。昨年のエ女王杯では0秒2しか負けていませんし、その後も大きく負けたのは、16番枠が響いた愛知杯と直線で前が壁になる不利のあったヴィクトリアMだけ。中山牝馬Sではルージュバックを負かし、マーメイドSは前残りの流れを強引なマクリから0秒1差、前走の府中牝馬Sも不向きな展開の中で上がり最速をマークして5着と健闘しています。
SS系の父にBMSエルコンドルパサーはマリアライトと一緒で血統的な魅力もありますし、すっかり人気の落ちたここで一発があれば面白いなぁなんて考えています。
もう一頭は、シャルールです。今年は牝馬重賞で2度の2着がある実力馬。ヴィクトリアMは明らかに距離が短く、前走は押し出されるように逃げたことで持ち味が削がれた印象。ノリさんの積極策は嫌いではないのですが、やはりこの馬はタメた方が良いタイプに思えるので祐一への乗り替わりはアリかなと。ゼンノロブロイ産駒で距離延長はどんとこいですし、一変があっても・・・という希望的憶測。
最後は、ヒルノマテーラ。前走のカシオペアSの勝ちっぷりが鮮やかでしたからね。時計も悪くないですし。理由としてはそれくらいですけど、直感的なものも含めて、ですかね。
とまぁ、伏兵候補を挙げましたけど、今回はそんなに荒れる気がしていないというのが正直なところ。場合によっては堅め少点数で厚めに勝負というのも考えています。