混戦の東スポ杯2歳S
シンハライトが引退してしまいました。クラブ馬でこの時期に引退を決断するということは、よほどの故障だったんでしょうね。残念です。
それでは予想です。先週までGIを含め4重賞が続いていたので2重賞の今週末は財布的には大きなダメージにはならなさそうでちょっと気が楽です。まぁ、当てれば良いだけなんですけどね・・・
東京スポーツ杯2歳ステークス。
なかなかの好メンバーが揃った印象ですが、何より面白いのは有力馬たちの血統構成。タッチングスピーチの全弟でディープ産駒のムーヴザワールド、バンドワゴンの半弟でハーツクライ産駒のスワーヴリチャードといった良血もいますが、実績でそれらを上回っているのが、プリサイスエンド産駒のオーバースペック、バトルプラン産駒のブレスジャーニー、スクリーンヒーロー産駒で地方から転厩初戦のトラストといった布陣。
最近のクラシックは社台グループの運動会状態になってますから、こういった(言い方は悪いですが)安い馬が頑張っていると個人的には非常にテンションが上がります!
というわけで◎はブレスジャーニーにします。前走のサウジアラビアRCが非常に強い競馬。少頭数でレースがしやすかったのはあると思いますが、ダンビュライトら素質馬が揃った中にあって仕掛けてからの加速は桁違いでしたからね。まぁクラシックを意識するには距離適正が微妙な気もしますが、1800mまでなら問題ないでしょう。
相手筆頭は○オーバースペック。ここまで3戦全てで上がり3Fが最速。小回りの福島で見せた直線一気もかなりインパクトがありましたが、4角15番手から32秒9の末脚で追い込んだ新潟2歳Sも見どころ十分。コースも距離も経験しているという強みもありますし、苦労人の岩部騎手に重賞を勝って欲しいという応援も込めての2番手評価です。
▲はデュランダル産駒のジュンヴァリアス。これも税込421万円と中央馬としてはかなり安めですが、◎○同様、デビュー3戦全てで上がり最速というキレ者。未勝利の身でオープンの中京2歳Sに参戦したほど陣営の期待が大きい馬ですし、課題のスタートさえ五分なら勝ち負けのチャンスもあるかと。
以下、△に良血2頭、ムーヴザワールドとスワーヴリチャード。馬券は◎-○の馬連厚めに、この2頭を軸に3連複、◎頭固定の3連単フォーメーションを予定しています。