【CBC賞】データは無視
続きましてー、サマースプリントシリーズ第二弾、CBC賞です。こちらは、6~7月の開催になってからはあまりいい思い出はありませんが、冬場の開催だった頃はけっこう相性が良かった覚えがあります。スギノハカゼとエイシンバーリン(97年)とか、マサラッキとエイシンバーリン(98年)とか。
予想です。昨年は1分7秒2の超高速決着。しかし、逃げ馬が33秒5で上がったにも関わらず、勝ったのは4角9番手のレッドファルクス。2,3着は道中2,1番手だから高速馬場で前が止まらないとも言えますが、前の馬があれだけの上がりを使っても勝ち切れないのだから、やはり中京の芝は差し馬有利とみていいでしょう。その昨年と比べると、ベルカントほどの快速馬がいない中で逃げ先行馬は多数。これなら差しが決まる展開を前提で考えていいかと。
で、本命は◎タイムトリップ。諸事情により馬券が買えなかったNHKマイルCで本命予定だった馬。そのマイルCと、さらにその前のNZTはそれぞれ5,6着に敗れていますが、これは完全に距離でしょう。マイルは射程圏内だと思って前走で本命予定だったわけですが、結果的にはいかにも長かったという止まり方でしたからね。クロッカスSは非常に強い勝ち方でしたし、スプリント戦では崩れてませんし、52kgのハンデを受けて「想定より1kg軽い」という菊川師の言葉は自信の表れのようにも思えます。データ的に3歳馬はいまいちですが、この手のデータはただの結果論でしかないので気にする必要なし。期待しましょう!
対抗は○ティーハーフ。今年は高松宮記念4着に始まり、その後も4,5,3着ととにかく持ち前の決め手が安定しています。オープン特別でも連対出来ていないのはちょっと気になりますが、阪神の内回りとか直線平坦な京都とか、条件的に微妙だったのは確かですし、そもそも常に展開の助けが必要なタイプなので、そこには目を瞑りましょう。今回は舞台設定も展開もあいそうですから。今年で7歳ですが、半兄ラッキーナインは7歳でGIを勝っていますので、年齢もネックにはならないと思います。
単穴に▲トウショウドラフタ。自身初のスプリント戦だった2走前が凄い脚。結果9着でしたけど、あれはまぁ、あの位置じゃしょうがないよねって事で着順は無視。前走も最後方でじっくりタメて最後は5着まで詰めてますから決め手は一級品です。流れが向きそうで、中京にも実績があって、ついでに言えば馬場が悪化しても問題がないというのはありがたい。馬場次第では◎昇格も視野に入れての3番手評価です。
以下、△にシャイニングレイ、トーセンデューク、メラグラーナ。道悪ならスノードラゴンも追加。
◎:タイムトリップ
○:ティーハーフ
▲:トウショウドラフタ
△:シャイニングレイ
△:トーセンデューク
△:メラグラーナ
(△:スノードラゴン)
馬券は上3頭のボックス。それと3連系はフォーメーションで手広く。あとは天気次第、馬場次第で臨機応変に。