【紫苑ステークス】堅軸?

心機一転。仕切り直しの一戦です。

回収率が80%を超えても絶不調と言えるなんて、自分も随分偉くなったもんだなぁw なんて思ったりもしますが、春シーズンは順調にプラス収支を積み重ねていただけに、その程度の回収だと全然当たっていないという気になってしまうのは仕方のないことでしょう。8ヶ月が終了した時点でプラスをキープ出来ているのなんて本当に久しぶりですから、秋競馬に突入する今週、ここから改めて気合を入れ直していきます。

まずは紫苑ステークス。創設からしばらくは全くと言っていいほどトライアルとしての役目を果たしていなかったレースですが、距離が2000mになり、さらに昨年から重賞に格付けされた事でどうやら風向きが変わってきた模様。昨年は、紫苑S勝ちのビッシュが本番で1番人気、同2着のヴィブロスが秋華賞勝ちですからね。

今年は、そうは言っても路線の有力馬の大半はローズSからって感じですが、それでもなかなかどうして決して悪くはないメンバー構成となりました。今年もここから本番で好走する馬が出てきてもおかしくなさそうです。

狙いは、上がり重視。基本的に開幕週の施行でありながら、もともと上がり最速の馬が高確率で馬券に絡むのが同レースの特徴。さらに、以前のような超高速馬場ではなくなった事で、近年は開幕週でも差しが利きやすくなってきたのは周知の事実。であれば、上がり最速をマークしそうな馬から入るのが正解でしょう。先行勢もそれなりに揃っていますし。

本命は◎ディアドラで仕方ないでしょうか。桜花賞6着、オークス4着の実績はここでは抜けています。が、前走がなければもっと軽めに見ていたでしょう。前走の前までは、阪神外回りと東京のGIで好走。強い競馬を見せたのは京都の外回り。といった感じで、広いコースでこそのタイプに見えていたので。ところが、前走は小回りの札幌の洋芝で稍重馬場という条件をあっさりクリアして、古馬相手の1000万下で完勝。こうなると、中山内回りを理由に軽視などできず、むしろ舞台適正は高そうと判断する他ありません。混合の1000万下を勝っているのだから、同世代の牝馬同士なら重賞でも力は上でしょうし、複軸は堅いかなぁと。

相手候補の筆頭は○ホウオウパフューム。寒竹賞の走りに惚れて、フローラSで本命を打ち8着。オークスでも▲として16着。いずれも力負けといった感じもしましたが、オークスに関しては一度は回避の意向を示していながらの出走で、ちょっと無理をしていた感も。今でもポテンシャルは重賞級だと思っていますし、父ハーツクライに母父キングマンボならかなり成長力もありそうですし、とにかく強かった寒竹賞と同じ舞台なら、春とは一変した姿をみせてくれるはず。

▲にライジングリーズン。前走のラジオNIKKEI賞が案外な結果でしたが、さすがに牡馬相手でハンデ55kgは重かったですし、先行策を試した結果「やっぱりタメた方がいいね」となったレースでもあるので、着順は度外視でいいでしょう。中山は、全て外回りの1600mですが、新馬戦、フェアリーS、アネモネSの3戦3勝と適性は抜群。2000mの距離に若干の不安はありますが、それさえ克服できれば勝ち負けに加わってくる可能性は高いでしょう。

以下△、カリビアンゴールド、シーズララバイ、ポールヴァンドルまで。人気どころでは、サロニカは中山が向かなそう。ルヴォワールは調教内容がかなり不満の残る内容で、一度使ってからかなと。

◎:ディアドラ
○:ホウオウパフューム
▲:ライジングリーズン
△:カリビアンゴールド
△:シーズララバイ
△:ポールヴァンドル

馬券は◎軸の馬連&3連系。いつもと一緒ですね。一応の優劣は付けましたが、◎以外はそこまで差はないと思っているので、手広くというか、むしろ人気がなさそうな相手を中心に金額を調整する予定。

 - 今週の予想