2018【メルボルンカップ】予想
平日日中の国際GIの馬券発売。はたしてどれだけ馬券が売れるのか。前回(2016年)はまだ目新しさもあったからそこそこ売れたようだけど、新鮮味という意味では確実に薄れていますからね。中継が見られる環境・状況なら、映像で現地の盛り上がりを感じながら観戦するのも面白いと思いますけど、リアルタイムで見られないとなると、正直あまり食指は動かないんですよね。
まぁでも、24頭立てのレースの馬券なんて海外馬券じゃないとありえませんから、ここは宝くじでも買うつもりでちょっとやってみたいと思います。15年には23番人気が勝っているように、超長距離のハンデGIってことで配当的な魅力は別格ですから。
と思って馬柱を見たけど全然わからない…
とりあえず超長距離ってことで、血統と騎手を軸に予想を組み立てることにします。
本命は◎ザクリフスオブモハー。A.オブライエン厩舎でR.ムーアが騎乗。それだけでも十分“買い”の要素になりますが、血統面も父ガリレオ×ダンジグ系の肌というのは英セントレジャー勝ちのキューガーデンズなんかと同じ長丁場で魅力的な配合。近5走が4,3,3,4,3着ととにかく勝ち切れないタイプですが、そのぶん大崩れもないし、距離延長がハマれば前進があっていいのではないかと。
相手は過去5年で延べ5頭が連対しているドイツ血統馬の◯サウンドチェック。ランド産駒ですか。懐かしいですね、ランド。うろ覚えですが、ランドが勝ったジャパンカップは確かヒシアマゾンとの馬連を的中させていたような…。まぁそれはいいとして、この馬、前走のコーフィールドカップで大敗したことで軽視されていますが、その前走は豪州移籍初戦で状態面がまだいま一つだったことに加え、苦手な道悪も影響していたのが一目瞭然。2走前のベルリン大賞では、コーフィールドカップを勝ったベストソリューションにクビ差2着ですから能力的には遜色ありません。2800m以上は[3.1.0.1]というステイヤーですから、この距離なら逆転できるはず。
単穴に日本でもお馴染みボウマンの▲マルメロ。昨年のメルボルンカップは9着に敗れていますが、そうは言っても当日1番人気に支持されていた実力馬。今年は仏の長距離GIIモーリスドニュイユ賞勝ちなど4戦4連対と絶好調。前年の雪辱を果たす可能性は十分にあると思います。
以下△は、復調していれば可能性はゼロではない我らが日本馬チェスナットコート、◎と同じガリレオ産駒のユカタン、長距離実績十分なアプリンスオブアラン、10歳馬でも侮れないシドニーC勝ち馬のフーショットザバーマン、人気だから妙味はないけど目下4連勝中が切るに切れないベストソリューション。以上。
◎:ザクリフスオブモハー
○:サウンドチェック
▲:マルメロ
△:チェスナットコート
△:ユカタン
△:アプリンスオブアラン
△:フーショットザバーマン
△:ベストソリューション
さすがに24頭立てだと印は増えてしまうので、馬券は3連複のフォーメーションで少しでも点数おさえめに。あとは宝くじ馬券として3連単の配当が大きくなりそうなところを少しだけ。