2020【ファルコンS】予想
ファルコンステークス。これは荒れそうですね。もともと抜けた馬がいない上に、そのなかで有力とされる面々は一長一短で信頼感もいまいち。まさしく、どれが勝ってもおかしくない感じで、大きな夢が見られそう。ま、そういう時に限って人気サイドでつまらん結果になったりもするんだけど…
展開面からの想定されるのは、ハイペースでの差し追い込み馬の台頭でしょう。インザムービーの除外はちょっと痛いけど、それでもデンタルバルーンとビアンフェがいれば遅くなることはないはず。そもそも中京は基本的に差しが利く舞台ですからね。持久力や一瞬のキレではなく、長い直線で長くいい脚を使えるタイプを中心に選んでいけば当たるかと。
本命は◎レッドライデン。スミヨンが騎乗した未勝利戦は比較的スムーズで強い勝ち方でしたが、それ以外の4戦はいずれも行きたがるところをみせて、折り合いを欠いたり、見るからにリキんでいたり、まともに能力を発揮していない感じ。今回はハイペース必至の想定なので、この距離での速い流れでスムーズに折り合えば一発ありそうな気が。武史もそろそろ重賞勝ちそうな気がするし。
相手は○ヴェスターヴァルト。今回と同じ左回り1400ｍの前走が鮮やかな差し切り勝ち。それ以前は前目で運ぶことが多くて詰めの甘さを見せていたけど、それでも函館の未勝利でビアンフェとハナ差とか、アスター賞はサクセッションと0秒2差とか、強敵相手に差のない競馬をしてきてますからね。2走前にしたって休み明けで余裕があっての4着だし、もっと評価されていい馬だと思うんですけど…
単穴に▲ゼンノジャスタ。この舞台で新馬勝ちを決めて、この距離に限れば1，1，3着と馬券圏外なし。何より、デビューから重賞2鞍も含めてずっと田中健が乗ってきていたのに、ここにきてユーイチへの乗り替わり。オーナーサイドの意向なのか、厩舎サイドの判断なのかはわかりませんが、結果的に浅見師がユーイチに託したのだから、これは勝負に来ているということ。ありますね。
以下△は人気サイドへ。アブソルティスモ、トリプルエース、ウイングレイテスト。それと、控える競馬もできちゃうので一応ラウダシオンも。
◎：レッドライデン
○：ヴェスターヴァルト
▲：ゼンノジャスタ
△：アブソルティスモ
△：トリプルエース
△：ウイングレイテスト
△：ラウダシオン
馬券は馬連と3連複で手広く。中山牝馬S同様、3連単の夢も少々。