【鳴尾記念】ここは手堅く…
NHKマイルCで会心のヒットを飛ばして調子に乗っていたわけではありませんが、その後は目も当てられない散々な結果が続いている今日この頃。勝負どころと考えていたダービーも惨敗。まぁ、本命のブラストワンピースは明らかに調整失敗と思われる太め残りだった上、人気にもなりすぎていたので、大勝負はせずに傷は浅く済みましたけど…
収支的にはまだまだ余裕はありますが、メンタル的にはそろそろ当たりが欲しいところ。耐え難きを耐え、忍び難きを忍び、一発の大当たりを狙うのが穴党の本懐とはいえ、やっぱりある程度は当たらないと楽しくないですからね。
というわけで鳴尾記念。
この時期の開幕週の内回り。当然、前が有利なのは言うまでもありませんが、ここは徹底先行型のマルターズアポジーとヤマカツライデンが揃い踏み。マルターズアポジーは競り掛けられると意外に脆いところがありますし、ヤマカツライデンはそもそも地力不足。ならば、この2頭は乱ペースを創るだけで直線パッタリ、と予想します。
となれば、流れや位置取りから最有力なのは◎トリオンフでしょう。早めから動いてあっさり押し切った小倉大賞典、ギリギリまで仕掛けを我慢して決め手比べで敗れた新潟大賞典、この2戦から想像するに、タフな流れの方が持ち味が活きるタイプなのではないかと。結果次第で宝塚記念と力の入るところですし、それは別としても収得賞金が半減された4歳馬ですから、今後、希望通りのローテを歩むためにも賞金加算は必須。前走で大作とか乗せてたのがルメですからね、ここは間違いなくメイチでしょう。
相手は◯トリコロールブルー。内回りに替わるぶん、本命には出来ませんでしたが、ワグネリアンで2度目のダービー制覇を果たした友道先生が「みなぎるような風格」なんて言ってしまうのですから、能力を高く評価しているのは勿論、状態面も相当いいのではないかと。約3ヶ月ぶりの実戦ですけど、もともとフレッシュな状態の方が走る馬でもありますからね。
単穴に▲ストレンジクォーク。前走の小倉大賞典は輸送の影響もあったのか、完全にスムーズさを欠いた競馬で度外視していいでしょう。関西圏には実績がありますし、中山金杯が0秒1差3着ならここでも地力は通用するはずですし、コース適性もありそうですし。この中間はかなり精力的に乗り込まれデキも万全。あると思います。
以下△、休み明けを叩かれて上昇気配のストロングタイタン、前走がフロックとは思えないナスノセイカン、それに、GIIIなら実績断然のサトノノブレスまで。
前述通り、逃げ馬2頭は消し。他で人気になりそうなタツゴウゲキはさすがに9ヶ月ぶりでは厳しいかと。これが社台系でしがらきや天栄経由だと怖いけど、調整過程を見てもまだちょっと緩そうだし、今回は夏競馬に向けた単なる叩きでしょう。
◎:トリオンフ
○:トリコロールブルー
▲:ストレンジクォーク
△:ストロングタイタン
△:ナスノセイカン
△:サトノノブレス
人気サイドの予想になってしまいましたが、◎◯2頭の馬券内は堅いと思うのでここは当てに行きます。オッズ次第ですが、馬券は馬連厚めと軸2頭の3連単を予定。