【函館2歳S】夏の2歳戦は血統重視
遊び程度として大正解だった函館記念。サクラアンプルールはまだしも、エテルナミノルは混合じゃ買えないですよ。ま、ヤマカツライデン回避の時点で予想がブレたのでこれはしょうがない。函館記念のことは忘れて、仕切り直しの今週末といきましょう。
今週は重賞2鞍。まずは函館2歳Sから。
本命は◎カルリーノとします。買い材料は幾つもあります。ひとつは実績。単純に、大半が1戦1勝馬という中にあって2戦のキャリアはそれだけでもアドバンテージ。しかも、前走は直線で内を突くなど、競馬の中身も濃いものですから、この経験は大きな意味をもつはずです。前走の1分9秒7の勝ち時計も稍重馬場を考えれば優秀な部類ですから、数字の裏付けも十分。
もうひとつは血統。マツリダゴッホ産駒には洋芝巧者が多いですし、父の実績とは裏腹に短距離での活躍馬も多いです。そして、それ以上に強調したいのが母系。そう、母の父ショウナンカンプです。函館2歳Sは、BMSサクラバクシンオーの好走馬が非常に多いですから、バクシンオー産駒ショウナンカンプの血も間違いなく合うはずです。
最後は鞍上。去年あたりからブレイクの兆しを見せていた藤岡のお兄ちゃんが今年本当にブレイク。今夏も好調を維持し、今も函館リーディングが狙える位置。先週のエアアンセムの完璧なレース運びでしたし、今週も一発かましてもらいましょう。
相手本線は、人気でも◯ナンヨーイザヨイでしょうがない感じ。父エイシンフラッシュについてはまだまだハッキリしないところもありますが、母父スペシャルウィークなら洋芝適正は高いでしょう。実際、初戦は同舞台で1分9秒4とメンバートップの勝ち時計をマーク。コースで4頭併せの最終追いはかなりの勝負度合いを感じさせるものだし、岩田騎手もかなりの手応えを感じている様子。妙味は薄いけど、買わないわけには…
単穴は▲エムティアン。結局は回避となったものの、連闘で出走の可能性もあったジゴロも初戦を見る限りではかなりのポテンシャル。もしかして、パドトロワって凄い種牡馬になる可能性があるんじゃ…。というわけでこれ。栄冠賞に見向きもせずにここ目標。早い段階でコーセイを確保。本気で狙いに来てますよね。楽しみです。
以下△は、アスターペガサス、ガイセン、ラブリロンリロンスまで。
◎:カルリーノ
○:ナンヨーイザヨイ
▲:エムティアン
△:アスターペガサス
△:ガイセン
△:ラブリロンリロンス
馬券はいつも通り。◎軸の馬連&3連系。穴め中心ですんなり予想が立ったのは久々なので、ここはちょっと勝負にいきたいと思います。