2019【スプリンターズS】予想
さぁ、秋GI開幕。そりゃまぁ競馬ファンである以上、GIとなればテンションは上がるんですけど、今年のスプリンターズSはちょっと残念。いや、メンツだけを見れば別に例年と大差ないんですけどね。数週間前までは、グランアレグリアとステルヴィオ、2頭のマイルGI馬が出走予定だったから、なかなか面白くなりそうだなぁなんておもっていたのに、フタを開けてみたらどっちも回避。脚部不安じゃしょうがないんだけど、なんだかなぁ…。一部じゃ、明らかにタワーオブロンドンに乗りたがっているルメールに忖度して、無理くり理由をつけてグランアレグリアを回避させた、なんて説も出てくる始末だし、なんだかなぁ…
とはいえ、そうなってしまった以上、たかが競馬ファンは与えられたもので楽しむしかないわけで。ま、深く考えずにやりますか。
スプリンターズS。本命は◎モズスーパーフレアです。近年のスプリンターズSは路盤改修の影響もあってか差しが決まるケースが多いのですが、先週の競馬を見る限り、現状は前有利とみるのが正解かと。準オープンで前々で決まって1分7秒台とかでしたからね。しかも、今回は是が非でもハナへってタイプがこれの他にいません。ひと叩きして稽古は抜群に良くなっていましたし、カーバンクルSやオーシャンSと同じだけ走れば普通に押し切れるはず。
相手は○ダノンスマッシュ。前走は1kg貰いだったとはいえタワーオブロンドンを着差以上の強さでねじ伏せてますから、能力は間違いありません。川田とも手があっているようですし、おそらくそれなりのポジションで運ぶはず。であれば大崩れは考えにくいですね。
単穴に▲ディアンドル。去年のラブカンプー、16年のソルヴェイグと最近は斤量の軽い3歳牝馬が穴を開けるケースが目立ちます。この馬に関しては…、芝1200mだけを走ってきて7戦7連対という素晴らしい成績から、穴って言えるほどのオッズはつかないと思いますが、それだけの実績の裏付けがあって斤量有利なのだから、むしろ信頼度は高いのではないかと。これまでモレイラにマーフィーにルメールといったジョッキーを乗せてきたのも期待が大きいからこそ。あると思います。
以下△は、まだ見限れないアレスバローズ、(一度は決まっていたタワーオブロンドンを降ろされた)浜中の意地が観たいってことでイベリス、それにここにきての成長力が半端ではないリナーテ。以上とします。
タワーオブロンドンは消し。あっちがダメならこっち、って感じでルメール騎乗となった経緯が非常に気に食わない。もともとグランアレグリアが回避ならルメールはこっちってことだったんだとは思いますけど、だからって…ねぇ? それに、さすがにここ1ヶ月で3走目は多すぎ。ましてGIですからね。見た目には大丈夫でも、終わってみれば「目に見えない疲れがあった…」というのはよくある話。藤沢先生からその常套句が聞けることを楽しみにしております。
◎:モズスーパーフレア
○:ダノンスマッシュ
▲:ディアンドル
△:アレスバローズ
△:イベリス
△:リナーテ
馬券は◎軸の馬連、3連系はフォーメーションで手広く。