2020【宝塚記念】予想

 いよいよ上半期最後の大一番です。先週の結果は忘れて気合いを入れて頑張ります。

 世の中的には徐々に自粛要請が緩和されて、今ではもう県を跨いだ移動もOKという事になっていますが、結局、競馬はここまで無観客のまま。春のGIシリーズはすべて無観客での開催となってしまいました。まぁでも、やれているだけありがたいですよね。野球はようやく先週開幕だし、サッカーはこれからだし、学生スポーツなんてほとんど中止だし。そんななか、ずっと開催し続けてくれている競馬関係者の方々には本当に感謝しかありません。もともと常に現地に行くタイプではないので、グリーンチャンネルが無料で観られるのはありがたかったですしね。でも、逆に有観客になってグリーンチャンネルが元通り有料になったら、馬券を買う機会は減りそうかも(笑)

 それはさておき、宝塚記念です。去年もまあまあなメンツでしたが、今年は去年以上にメンバーが揃った印象。やはり海外遠征という選択肢が皆無と言ってもいい今の状況だと、秋以降のローテーションも含め、国内で整備された路線に乗るしかないですからね。欲を言えば、アーモンドアイ、フィエールマン、ワールドプレミア、ユーキャンスマイル、カレンブーケドールあたりにも出てきて欲しかったけど、ま、それはしゃあないです。

 で、宝塚記念。「宝塚と有馬は好きな馬から」というのが管理人の基本線ながら、近年はそこまで追いかけたくなるような馬は現れず。どれでも似たような血統で、どれも似たようなバックボーンの馬ばかりじゃそうなりますわな。なので今回も普通に予想します。

 そこそこ荒れるGIということで大振りしたくなるところではありますが、さすがに今回のメンバーでそれを望むのは無謀かと。本命は◎サートゥルナーリアで仕方なさそうです。ダービー、天皇賞と案外な競馬を見せたこともありますが、それらはいずれも気性面がネックとなってのもの。でも、有馬からはソフト仕上げというやり方が確立され、しかも今は無観客。イレ込みを誘う要素は格段に減り、馬自身も大人になっていることを考えれば、唯一の懸念材料である気性面の問題は今回は大丈夫だと思っていいでしょう。ならば、担当の小滝助手が「きょうだいや他の重賞ウィナーと比べても突出している」という能力が爆発するはず。舞台設定は申し分ありませんし、ここは頭鉄板級かと。

 相手本線は○ラッキーライラック。これも仕方ないでしょ。大阪杯は色々恵まれたところもあったとはいえ内容的には文句なしで強い競馬。以前の揉まれ弱さはどこへやら、馬群を割って出た走りはある種の凄みすら感じさせました。牝馬が強いレースでもありますし、舞台適正もたぶん抜群だし、これも残念ながら崩れるイメージができません。

 単穴に▲キセキ。これの取捨が一番迷ったところなのですが、こういう馬って人気を落とした頃に来たりするんでどうにも気になってしまって…。菊花賞馬ながら前々で競馬をするようになった今は、近2走の3000m超はちょっと長かった気がしますし、それ以前の問題だった阪神大賞典で見せたゲート難も前走でクリアしましたし。有馬記念は海外遠征帰り初戦、その前は海外とどれもこれも言い訳が出来るものばかり。そして、その前はというと、宝塚記念で2着。馬場も展開も向きそうなここは、普通に圏内があっていいはず。

 以下△は、クロノジェネシス、グローリーヴェイズの人気サイド。そして、大阪杯であわやのシーンを作ったカデナ。ついでにワグネリアン。以上とします。

◎:サートゥルナーリア
○:ラッキーライラック
▲:キセキ
△:クロノジェネシス
△:グローリーヴェイズ
△:カデナ
△:ワグネリアン

 馬券は前述通り、◎の頭固定。上半期最後の大一番。給付金も振り込まれたことだし、ここは勝負にいきたいと思います!

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