2020【北九州記念】予想
今週、ここまでの流れを継続して極端な超大穴馬券が出るとすれば、やはり期待が大きいのはこちら、北九州記念でしょう。
ただ、モズスーパーフレアがハンデ56.5kg止まりってのはちょっと納得いかないですね。シルクロードＳの時点でハンデは56kg。その後にＧＩ勝ち。なのにたったの0.5kg増ですか？ 普通に考えたらここは57.0kgだと思うんですけど。まぁ休み明けで明らかな叩き台だし、ラブカンプーやらジョーカナチャンやら同型多数でハナ切れない可能性も高いから、この斤量でも普通に消しますが…
で、ついでに前々から行く馬は全部消しで。今年は2週目の開催なので前有利なのは百も承知ですが、それでもこのメンツ。そもそもハイペースになりやすく、意外に差しが利くのが小倉のスプリント。前半ゴリゴリにやりあってもらって後ろ有利の流れになってくれることを期待します。
というわけで本命は◎ダイメイプリンセス。前年覇者の割に何故かそこまで人気がない。ですが、典型的な舞台巧者で、典型的な夏馬。前走は陣営が良化途上を認める仕上がりで枠の不利もありながら0秒1差。前走でＧＩを勝っている馬とたったの0.5kgしかハンデの差がないのは納得いきませんが、体調面の上積みは大きいし、条件的にもあっさり巻き返していいでしょう。陣営は「開幕2週目で馬場もいいだろうし、追い込みが利くかどうか…」と慎重な姿勢ですが、この陣営は泣いてる時ほど狙い目ですから、そのコメントもむしろプラス材料。勝ち負けは堅いかな。
相手は○メイショウキョウジ。どこからでも競馬ができる自在性、であるがゆえに大崩れのない抜群の安定感。さらに小倉は7戦して馬券圏外なし。持ち時計はちと物足りませんが、これは最近の小倉では道悪での競馬が多かったので仕方なし。前走の福島テレビオープンは14着と大敗しましたが、藤岡健一師曰く「休み明けで中身が出来ていなかった」なら気にする必要はないでしょう。北九州短距離Sでは勝ったシヴァージから0秒1差。そのシヴァージは次走の高松宮記念で0秒3差5着、その次の函館SSも0秒5差5着だから、これとほぼ互角なのだとすれば重賞レベルにはあるはず。いかにも人気の盲点って感じでここは狙い目かと。
単穴に▲プリディカメント。前崩れ前提ならこの馬もチャンスは十分。3勝クラスを勝った時もいい競馬でしたが、前走の福島テレビオープンも不利な大外枠から4角16番手という位置取りで、そこから最速上がりで0秒2差の2着。まさしく負けて強しと言える競馬でした。ちなみに、2，3走前はそもそも実績のない7Fで無視してOK。地元小倉での浜中は期待大ですし、ハンデ52kgでさらに切れが増せば、一発があってもいいはず。
以下△は、アウィルアウェイ、アンヴァル、タイセイアベニール、以上です。
◎：ダイメイプリンセス
○：メイショウキョウジ
▲：プリディカメント
△：アウィルアウェイ
△：アンヴァル
△：タイセイアベニール
馬券は◎軸の馬連＆3連複が本線。ですが、ここは大荒れ一攫千金狙いなので当然、3連単でもバカデカイのを狙います。