【香港マイル】完全復活なるか？
11日 第7R 16:50（日本時間）
香港競馬は短距離路線が中心に番組が組まれており、マイル路線もかなりのハイレベル。過去10年の香港マイルで外国勢の勝利は昨年のモーリスだけですからね。今年は欧州勢の参戦は1頭のみで、完全に日本馬vs香港馬の構図になっていますが、果たして地元勢の牙城を崩すことは出来るでしょうか。
悩みましたが、本命は◎エイブルフレンドで。かつては香港競馬史上最高のレーティングを獲得し、マイル界で無敵を誇った強豪。屈腱炎で一年近い休養を余儀なくされましたが、復帰戦の前走は適距離ではないスプリント戦で4着とまずまずの内容。バリアトライアルで抜群の気配を見せたの後、「今回は自信がある」とモレイラに言い切られては◎を打つしかないでしょう。全盛期に戻っていれば圧勝。そこまで行かなくても快勝くらいかと。
断然の成績を残している前哨戦ジョッキークラブマイルの勝ち馬○ビューティーオンリーが対抗。。昨年は香港カップに出走して8着に敗れていますが、今年はマイル以下の距離に拘って使われ5着以下は一度もなし。充実期を迎えており、ここも好勝負必至とみます。
日本のロゴタイプが▲。今春の安田記念では絶対王者モーリスを撃破。前走の天皇賞(秋)は距離が長く最後に脚が上がりましたが、直線で一旦は先頭に立つなど見せ場十分の内容。流れが緩みそうなメンバー構成だけに積極的に運べば勝機もありそう。良い枠も引きましたし。
次点も日本の△サトノアラジン。マイルＣＳは不利に泣かされ5着に終わりましたが、脚を余して0秒2差の安田記念や今年のＧII2勝の内容からすれば、ＧＩを勝てる力があるのは間違いありません。エンジンのかかりが遅く仕掛けどころが難しいタイプなので、香港国際競走で騎乗経験のない川田なのはちょっと、いや、かなり不安ですが、馬の実力は確かなので流れがハマれば直線一気のシーンがあっても。
最後に☆コンテントメント。今年2月のＱＳジュビリーＣで初ＧＩ制覇を果たすと、5月のチャンピオンズマイルではモーリスの2着。サイズ師は「例年なら勝ち馬」と相手の強さを称えましたが、今回はそのモーリスが不在。復調気配を見せた前走からの上積みは大きく巻き返しも可能ではないかと。
昨年の香港最優秀マイラー・サンジュエリーはバリアトライアルの内容が悪く今回は軽視。ネオリアリズムもムーアの継続騎乗は魅力ですが、もともと背腰に疲れが溜まりやすく使い込むと良くないタイプ。マイルＣＳから中2週では能力発揮は難しいと判断します。
◎：エイブルフレンド
○：ビューティーオンリー
▲：ロゴタイプ
△：サトノアラジン
☆：コンテントメント
馬券はヴァーズと同じような感じで◎頭固定の馬単と3連単。あとはロゴの一発に期待して▲からの馬券も少々買おうかな。