【朝日杯FS】抽選の行方は‥‥

昨日行われた全日本2歳優駿は、○→▲→△ で決着。◎のヒガシウィルウィンは惜しくも4着‥‥ 

しかし、思いのほか馬複のオッズが付いていたので、3連系は買わず、縦目の○▲も少しだけ押さえて勝負したところ、ほんのちょっとだけプラス収支となりました。さらに、今日の名古屋グランプリは、当初はケイティブレイブ1着軸での3連単でいこうと思っていましたが、明らかに太めだったので1・2着をケイティブレイブとアムールブリエに固定しての3連単8点で見事的中。直前での変更が功を奏し2連勝。やはり直前までオッズや状態を見極めて臨機応変に対応することが重要ですね。ともあれ、これで朝日杯FSの資金を確保できましたので良かったです。

その朝日杯FS。出走馬が確定しましたので、ここでは抽選突破組について見ていきたいと思います。

朝日杯FSの抽選突破組というと最近だとダノンプラチナが抽選を突破して優勝。朝日杯ではないですが、阪神JFではウオッカやブエナビスタ、ジョワドヴィーヴルらが同じく抽選突破から優勝してますから、実績(賞金)不足で抽選に回った組とて侮る事は出来ません。去年も、フルゲート割れで抽選にすらならなかったとはいえ、1戦1勝馬のリオンディーズが優勝していますしね。

今年の朝日杯の抽選組は7分の4で出走可能。果たしてどの馬が突破したのか!?

まずはアシャカリアン。13年から日本で供用され同年暮れに亡くなってしまったサマーバードのラストクロップ。おじにNHKマイルC勝ちのウインクリューガーがいるなどまずまずの血統背景です。ただ、やっぱりダート向きな感じは否めません。初芝、それもGI。過去にアジアエクスプレスが初芝で勝利しているとはいえ、あちらはダート2戦をともに圧勝だったのに対し、こちらは2戦1勝で未勝利勝ちもクビ差の辛勝ですからね。個人馬主さんですし、「参加する事に意義がある」的な出走かと。極端に馬場が悪化するなどしない限り、馬券対象にはしにくいですね。

続いてトリリオネア。父ドバウィに母父グリーンデザート。なんか香港にいそうな血統ですが、日本で走った父の産駒は少ないながらフレデフォート、モルジアナらがオープン入りしており、日本の馬場への適性は悪くありません。実戦を使う毎に競馬の内容も良くなっていますし、この中間も古馬オープン馬を相手に先着するなどポテンシャルはなかなか高そう。ただ、血統的にはベストは7F以下かなぁ。常に強気の太が「先々に繋がる競馬を」と控えめなのも気になるし、これも消しでいいでしょう。

トーホウドミンゴもさすがにここは厳しそう。ここまでの3戦が12,7,1着。前走は道悪+展開がハマった感じで初勝利となりましたが、それを含め3戦ともとにかくスタートが遅い。厳密に言うと、スタート直後の行き脚がない。だから後方からしか競馬ができない。かと言って切れるわけでもない。ここでは力不足でしょうね。ただ、道悪は鬼っぽいので、時計のかかる馬場になったらちょこっとだけ押さえてもいいかも。

最後にクリアザトラック。いやはや、関係者やファンの方には申し訳ないですけど、予想をする上では非常に厄介なのが抽選を突破してしまいました。普通に考えれば新馬勝ち直後のキャリア1戦馬が好走できるほどGIは甘くないと思うのですが、今年は例年に比べると少々見劣りするメンバー。この相手なら‥‥ と考えてしまう部分もあったりなかったり。ただ、去年のリオンディーズの例があるので、それなりに注目も集めそうで配当的な妙味はあまりない。そもそもリオンディーズが規格外だっただけで、そこまでのポテンシャルがあるとは‥‥ なんだけど、やっぱり今年のメンバーならもしかして‥‥ GIのミルコだし‥‥ といった感じで取捨に迷っています。除外されてくれればよかったのに‥‥

まぁ、現時点で既にクリアザトラックを入れても6頭までは絞り込んでいるので、そのまま印を打ってもいいんですけどね。ともあれ、予想はいつも通り土曜日に更新しますので今しばらくお待ち下さい。

 - GIの考察