2019【チェアマンズスプリントプライズ】予想

 連休中は自宅でまったり。であれば、せっかくなので香港の2戦もやりますか。グリーンチャンネルもノースクランブルで生中継してくれるみたいだし。

 というわけでチェアマンズスプリントプライズ。日本からはナックビーナスが武豊騎乗で参戦します。豊さんはクイーンエリザベス2世カップのディアドラにも騎乗。であれば香港に行くのは仕方ないと思うのですが、そのため、平成最後の天皇賞に“平成の盾男”が不在となってしまったのは何とも寂しい限りです。ま、そのぶんは香港で頑張ってもらいましょう。

 とは言うものの、ナックビーナスは無印。香港のスプリント路線は、日本で絶対王者くらいの存在感のある馬じゃないと勝ち負けは厳しいと思っているので、GIタイトルもなく、何だったらもうピークもう過ぎてんじゃね?といった感じのナックビーナスでは無理でしょう。頑張って欲しいですが、馬券になるとは思えないので少しでも人気を吸ってくれることを期待します。

 レーティングトップは豪州のサンタアナレーン。豪GI5勝の実績が評価されてのもので、それもあって主要ブックメーカーでも断トツの1番人気。ですが、果たしてそれを鵜呑みにしていいのか。だって、日本ではちょっと厳しい感じになっていたクルーガーがドンカスターマイル4着、クイーンエリザベスS2着でしょ? ブライブスマッシュやトーセンスターダムでも勝てちゃうのが豪州GIって考えると、豪GI5勝? で? ってなっちゃうんですよね。豪州よりも日本の方がレベルは高いと思いますし、日本よりも香港の方がスプリント路線のレベルは高いし。ってことは、ここは普通に地元香港勢だけ買っておけば大丈夫でしょう。

 ということで、馬券対象は◎ビートザロック、◯ミスタースタニング、▲ラタンの3頭のみ。香港スプリントカップの1~3着馬で、勝ったのは▲なんだけど、当時は斤量差もあったので定量のここは少し評価を落として3番手。で、◎と◯はほぼ互角な感じ。

◎:ビートザロック
○:ミスタースタニング
▲:ラタン

 馬券は◎◯▲の3連複1点と、オッズ次第ではおさえに◎-◯の馬連を追加。でいいでしょう。

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