【全日本2歳優駿】エピカリス不在で‥

日曜日に阪神JF+香港GI4つがあったと思ったら、中2日で明日は統一GIの全日本2歳優駿。さすが「師が走る」と書いて「師走」。年末が近づくと予想して馬券を買うだけの競馬ファンも忙しない日々が続きますね。

というわけで、全日本2歳優駿です。

エピカリスが出てくれば鉄板だろうというレースだったんですが、これが予想外に回避で年内は休養とのこと。今年創設された「JAPAN ROAD TO THE KENTUCKY DERBY」に乗って、ヒヤシンスSから始動して勝てばケンタッキーダービー挑戦なんて噂もありますが、実際のところは不明。一口出資者でもない一介の競馬ファンからすると、見てみたいなぁとは思いますけど‥‥

と、それはいいとして、その北海道2歳優駿圧勝のエピカリスが不在ということで今回はかなりの混戦模様。今これを書いている時点で単勝オッズ5倍前後以下が4頭。ただでさえ地方勢の好走が多いレースなのに、中央勢の中に絶対視できる馬がいないとなると、なかなかどうして予想は簡単ではありません。

◎はヒガシウィルウィン。デビューから[3.5.0.0]の安定感は魅力ですし、気性的に距離短縮も歓迎。前走の北海道2歳優駿はエピカリスに大きく離されての2着。着差は2.4秒。2着とはいえ大敗、とも言えますが、今回不在のエピカリスが最初っからいないものと考えれば、実質的には北海道2歳優駿勝ち馬として見ることも可能なのではないかと。それでいて現時点で単勝25倍の8番人気なら妙味は大きいと考えます。

相手筆頭は○リエノテソーロ。おそらくこれが1番人気でしょう。新馬→すずらん賞と芝で連勝して、前走は初ダートのエーデルワイス賞(統一GIII)を5馬身差で圧勝。その時の2着馬が川崎のローレル賞を6馬身差圧勝ですから、交流レースなら明らかな格上の能力馬。ただ、日本で走ったスパイツタウン産駒は大半が7F以下を主戦場にしているので距離がちょっと不安なんですよね。さらに、440kg台前半の小柄な牝馬なので初めての当日輸送もちょっと‥‥ね。一応、対抗の○印を打って起きますが、当日気配と馬体重を見てから評価を落とす可能性アリ、ということで。

▲にシゲルコング。川崎はカーブが短くキツいため、マイル戦の場合、最初の直線で先行争いが長引くと逃げ馬にとってはかなり厳しい流れになります。そういった流れになれば、直線が短くとも差し馬台頭シーンも珍しくなく、ネコワールド、ローズジュレップといった徹底先行型がいる今回は、シゲルコングの差し脚が生きる流れになるかも知れないといった感じですかね。

以下、△にハングリーベン、ローズジュレップ、メイソンジュニア。

◎:ヒガシウィルウィン
○:リエノテソーロ
▲:シゲルコング
△:ハングリーベン
△:ローズジュレップ
△:メイソンジュニア

馬券はいつも通り、◎軸の馬連&3連単で。と、ここまで書き終えて改めてオッズを確認してみると、リエノテソーロの単勝が1倍台に。○を打っておいてなんですが、そこまで信頼できるとも思えないんですよね。まぁ、地方なんでまだまだオッズは動くとは思いますが。

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