佐賀記念と週末の考察
惜しいっ!!!!!!
つい先程行われた佐賀記念は、1番人気のロンドンタウンが勝利し、2着に2番人気タムロミラクル、3着3番人気ストロングサウザーという、何の面白みもないガチガチの堅い決着。
期待のカツゲキキトキトは……、あとちょっとで馬券内という小差4着でした。
ただ、思った以上に人気になっていて、期待した配当には遠く及ばなかったためここは得意のケン。何とかノーダメージでやり過ごすことが出来ました。確かにチャンスはあると思ってましたが、それでも中央勢と大差ない単勝6.6倍はさすがに売れ過ぎ。これではリスクに対してリターンが小さすぎますからね。結果的にもケンで正解でした。本線の3連複で10倍以上、複勝3倍以上ならぶっ込もうと思っていたので危なかったですけど(笑)
というわけで、週末の資金稼ぎには失敗、というか、チャレンジすらせずに現状維持となりました。が、今週末は自信を持って挑めるレースが多そうなので問題ないでしょう。
ここで簡単に今週末の見解を。
まずはクイーンC。過去10年の勝ち馬が全て4番人気以内ということで、牝馬重賞の割にはあまり荒れる印象のないレースですが、今年はちょっと波乱含みかなと思っています。
人気になるであろうアドマイヤミヤビは現場での評価が非常に高く、オークスの有力候補にも挙げられていますが、桜花賞ではなくオークスというのがポイントで、マイルはちょっと短そうなんですよね。未勝利勝ちはマイルですけど2000mの前走ほどのパフォーマンスではなかったですし、エンジンのかかりが遅いので、フルゲートで後方から進めてスローの直線勝負だと届かないケースもけっこうありそう。
フローレスマジックは、同舞台のアルテミスSでリスグラシューに半馬身差の2着。上がり3Fは33秒3と力は確かですが、久々のぶんと、開催が替わって復調気配かと思いきややっぱりいまいち乗れてない戸崎が不安。レーヌミノルは実績では文句なしですが、行きたがる気性がネックなのでスロー濃厚のメンバーがどうかなと。
もちろん、ここで挙げた3頭は実力的にはメンバートップ級なのでこれで消しとは言いませんが、少なからず不安点がある以上、伏兵台頭の余地はそれなりにあるのでは?
続いて共同通信杯。近5年の連対馬の半分が後にクラシックホースとなっている出世レースで、ここも将来性を高く評価されるムーヴザワールド、スワーヴリチャード、エアウィンザーで三つ巴の様相。
過去10年をみると、5番人気以内で3着まで独占が5回もあり、そのうち3回は3番人気以内での上位独占。3頭で堅い!とまでは言えないまでも、あまり荒れそうにないですね。頭数も少なくなりそうだし。
最後は京都記念。マカヒキの復帰戦として注目を集めるレースですが、こちらも上位3頭がちょっと抜けた印象で、共同通信杯以上に堅そうな感じもします。
マカヒキは、まぁ言うまでもないですね。凱旋門賞こそ崩れましたが、国内は4勝2着1回とほぼパーフェクトな成績ですし、あのサトノダイヤモンドとは2戦して2度とも先着。さらに、今回は鞍上にムーアを配備。普通に走れば負ける要素はないでしょう。唯一、海外遠征帰りという点が不安材料に挙げられますが、帰国後の秋シーズンを無理せず休んだことで状態面にも不安はありませんし、残念ながら堅軸かなと。
相手も、香港ヴァーズで大金星を挙げたサトノクラウン、日経新春杯で重賞初制覇を果たし上り調子のミッキーロケットくらいしか見当たりません。これも少頭数ですし、配当には期待できなそうですね。
ま、その分当てやすそうなのも確かなので、今週末は土曜にちょっと勝負して、日曜は再来週のGIに向けて手堅く資金調達といきたいと思います。