好メンバー集結【平安ステークス】
ＧIIIとしてはなかなかの好メンバーが揃った印象ですね。特に4歳世代に注目馬が多い感じ。間もなく収得賞金が半減されてしまいますから、大舞台へ進むためにここできっちり賞金を加算しておきたい陣営が多いという事なのでしょうか。
この4歳馬の収得賞金の半減。いわゆる降級制度。来年夏を目処に廃止なんていう話もありますが、はたしてどうなるのか。確かに問題点も多いですけど、それがあるからこそ成り立っている部分も決して少なくないわけで。やるかやらないかの二択ではなく、現状の問題点を改善し、且つ救済措置としての機能を残すくらいの代替案は考えればいくらでも出てきそうなものなんですけどね。某巨大グループに迎合するだけのＪＲＡはそれを考える事さえ放棄しているような…… ホント、どうなることやら……
気を取り直して平安Ｓの予想です。
とにもかくにも先行有利のレースなので、ここは迷わず◎ケイティブレイブ。中央のタイトルがない点は気になりますが、これは単に中央重賞をほとんど走ってないからというだけでしょう。今回は「自分の競馬に徹する。行くしかない」と明言して他馬を牽制していますし、中間の稽古では坂路で自己ベストを更新するなど状態面も最高潮ですから、圧逃してくれると信じます。ダートの逃げ馬とユーイチというのが今いちしっくりこない部分もありますが、前走はきっちり逃げ切ってますし、たぶん大丈夫。たとえ大外でも…… 大丈夫、だと、信じたい……
相手が難しいですが、あくまでも◎逃げ切りが前提なので、やはり2番手以下も前から運ぶ馬が中心になります。というわけで、対抗は去年の勝ち馬でこの舞台がベストの○アスカノロマン。その去年より1kg軽い斤量は魅力ですし、使い詰めながら状態面も引き続き良好。大崩れはなさそうです。
▲はタガノエスプレッソ。芝を走っている時もそうでしたが、どうにも脚質が定まらないので狙い難い部分もあるのですが、ダート転向初戦のファイナルＳの勝ちっぷりは実に鮮やかでしたし、前走のアンタレスＳはスタートで後手を引いて直線でも不利があって流れも全く向かなくて、それでいて上がり最速の0秒5差ですから、もしかしてダート中距離はもの凄く合っているのではないかなんて思ったり……
以下、△にロワジャルダン、ロンドンタウン、リーゼントロックまで。4連勝中のグレイトパールは消し。前走までとは相手関係が違いすぎますから、人気になって飛ぶ典型的なケースかと。グレンツェントも大敗した前走の敗因が斤量にありそうなので同じ58kgのここは消し。実績十分のクリノスターオーは久々で調教内容いまいちなので本調子にないとして消し。
◎：ケイティブレイブ
○：アスカノロマン
▲：タガノエスプレッソ
△：ロワジャルダン
△：ロンドンタウン
△：リーゼントロック
正直、◎以外はあまり自信ないので、オッズ次第では◎から無印馬まで含めて手広く流すかも。