【クイーンS】2頭のGI馬は…
先日のイライラがまだ収まっていませんが、それはそれとして予想は落ち着いて冷静に。気持ちを切り替えていきましょう。
先週は満足のいく収支とはならなかったものの、ひとまず2週ぶりのプラス収支で復調気配。何とかこのまま上向きでいきたいところです。
ただ、クイーンS、これはなかなか難解。人気はアドマイヤリードとアエロリットが中心だと思うのですが、それぞれ不安要素がないわけでもない。はてさて、どうしたもんか……
展開は、おそらく外めからノットフォーマルがハナ主張でしょう。で、それより内のクロコスミアの出方次第では、テンはそれなりに速くなりそう。最初のコーナーまで短いですし。しかし、だからといって、開幕週の札幌で直線一気も非現実的。△アドマイヤリードは、昨秋の1000万下以降、6戦連続連対でGI馬にまでなったとはいえ、全て決め手が生かしやすい舞台設定だったのも確か。前走は流れも向きましたし。なので、ここは多少は評価を落とす必要があるかと。まぁ、ルメールなんで、流れも舞台設定も無視した直線勝負なんて事はしないと思うので消せはしませんが、それでも少なくとも堅軸ではないと思うので△評価。
アエロリットも△。今年の3歳牝馬は非常に世代レベルが高いですし、GI馬で52kgというのもかなり有利だとは思うんですけど、古馬相手も洋芝も距離も初めてでは本命印は打てないよなぁ。右回りが良くないというのは陣営も認めるところですし、正直、枠順次第では軽視もありかとおもったくらい。が、枠は絶好の2番枠。最高の枠じゃないですか…。これじゃ消せないよ。
で、これら2頭のGI馬を△評価にとどめて本命を打ったのが◎ヤマカツグレース。距離はこれくらいが良さそうですし、枠もまずまず。能力的には、フローラSでタイム差なしのモズカッチャンを物差しにすれば十分足りるはず。別格のソウルスターリングがいなければオークス馬だったわけで、それと互角の勝負をしていた力は間違いなく世代上位でしょう。オークスの大敗は流れも距離も向かなかったので参考外でいいですし。ヤマカツと池添謙一。51kg。あると思います。
対抗は○マキシマムドパリ。好位から運んできっちり勝ちきった前走が素晴らしかったですよね。以前は終い一辺倒の脚質でしたが、前走で見せた自在性は札幌ではかなり有効だと思いますし、洋芝に実績がある点もプラス。ユースケは、まだまだ物足りないところもありますが、最近は確実に変わってきた感じもしますし、しっかり馬の力を発揮させてくれれば普通に勝ち負けになるはず。
単穴▲エテルナミノル。昨秋のオープン入り後はちょっとチグハグな競馬が続いていましたが、枠や馬場や不利に泣かされてきたところもあり、まだまだ見限れません。降級した前走は混合の準オープンで0秒2差の2着。しかも、勝ったのは重賞級どころかGI級とも言われるシルバーステート。これと僅差のレースをしたのですから牝馬限定重賞で通用しない道理はありません。大外枠はかなり不満ですが、エビショーなら何とかしてくれると思いたい。
以下、前記通りアドマイヤリードとアエロリットが△の上の方。それと安定感抜群のクインズミラーグロ、札幌連対100%のシャルールまで。◎が人気薄なので手広く行きます。
◎:ヤマカツグレース
○:マキシマムドパリ
▲:エテルナミノル
△:アドマイヤリード
△:アエロリット
△:クインズミラーグロ
△:シャルール
馬券はいつも通り◎軸の馬連&3連系。それに縦目をちょっと追加。GI馬2頭のどちらかでも飛んでくれれば……