【関屋記念】Hペース必至？
エルムＳのテイエムジンソクのような鉄板級と思える絶対的な本命馬は不在。どの馬もそこまで大きな力の差は感じられないんですよね。
一つ言えるのは、マルターズアポジーとウインガニオンの2頭が共にハナ主張を明言しているので、ある程度は流れるはずという事。かといって前に行った馬がバタッと止まるような馬場でもないので、狙うべきは持続力のあるタイプになるのではないかと。
そうなると、本命は去年2着の◎ダノンリバティでいいでしょう。中京記念に続いての本命です。そもそも陣営は中京記念の時点で「本番は関屋記念」みたいな事を言ってましたから、状態面は間違いなく上向きでしょうし、適正でもこちらの方が合うと判断しているはず。切れるタイプではないので流れが速くなりそうなのは歓迎。前走はちょっと位置取りが後ろ過ぎましたけど、今度はもうちょっと前から運んでくれるでしょう。
相手筆頭は○メートルダール。前走は自身初のマイル戦（1500ｍはデビュー戦で走って1着）を快勝。最後はクビ差まで詰め寄られましたが、58kgを背負っていた事を考えれば着差以上に強い競馬だったと言っていいでしょう。ここにきて脚質に幅も出てきましたし、多摩川Ｓからの臨戦は去年の勝ち馬と同じで縁起もいい。今年はこの馬でお願いします。
▲にはヤングマンパワー。去年と似たようなレースになるだろうという予想なので、やはりその去年の勝ち馬は無視できません。「バルザローナ、何やってんの？」という言い訳ができたマイルＣＳと違って、前走の安田記念は完全に力負け。その為、ここは人気急落の様相ですが、こういったタイプって、ＧＩだとサッパリだけどＧII、ＧIIIではしっかり走ったりするんですよね。出来れば、手の合う戸崎や乗り慣れた松岡が良かったんですけど、そればかりは仕方ない。石橋に頑張ってもらいますか。
以下△にオールザゴー、トーセンデューク、ブラックムーン、ロードクエストまで。瞬発力タイプは勝ち切るまではどうかと思いますが、3着食い込みはよくありますからね。
◎：ダノンリバティ
○：メートルダール
▲：ヤングマンパワー
△：オールザゴー
△：トーセンデューク
△：ブラックムーン
△：ロードクエスト
現状では人気も読めないので馬券はオッズ次第ですかね。けっこうつきそうなら手広く。上3頭が思ったより人気っぽければ点数絞り気味で。