【凱旋門賞】サトノダイヤモンド 仏入り

徐々に情報も増えてきましたので、今日から本番まで、凱旋門賞の話題もちょっとずつ触れていこうかと思います。

今年の凱旋門賞に出走予定のサトノダイヤモンドが僚馬のサトノノブレスとともに19日、フランスに到着。既に軽めの運動も開始しているようで、池江師の話では、「輸送による目立った疲れもなく、健康状態も問題ない」との事。ひとまず順調ということで日本のファンも一安心といったところでしょうか。

しかし、未だに「キタサンブラックにも行って欲しかった」とか、「欧州の馬場ならダイヤモンドよりクラウンのが合いそう」とか思ってしまったり。日本競馬界の悲願を叶えて欲しいと思う反面、海外のカジノ事業でボロ儲けして日本のスロットではク○台ばっかり作ってるサミーの会長(里見オーナー)が凱旋門賞馬のオーナーになることに抵抗があったり。少しばかり複雑な心境でもあります(笑)

それに、やっぱりなんだかんだで日本の騎手に勝って欲しいとも思うし、社台系の超良血高額馬ってのも、全力で応援するまでになれない理由だったり。それを完全に払拭してくれるのがキタサンブラックだったからなぁ…と。ま、それは今さら言っても仕方ありませんね。正直、ダイヤモンドが凱旋門賞を勝てる可能性は低いと思っているので、馬券的には楽しみですし。

で、その馬券に関係する部分で気になるニュースが。

『アルマンゾルが電撃引退』

サトダイのライバルの一頭と目されていたアルマンゾルが引退を表明。去年は仏ダービー、愛チャンピオンS、英チャンピオンSのGI3つを含む5連勝を達成し、今年はさらなる飛躍が期待されていた馬です。春に感染症にかかり始動が遅れてどうなるかと思っていたら、始動戦のGIIIで最下位に敗れ、陣営は引退を決断。うーん、これは残念ですね。一度の大敗で引退を決めるくらいですから、レース前から以前の走りが出来ない可能性は感じていたのでしょうし、もともと向こうは引退が早いですから、仕方ないのかなとも思いますけど、どうせなら強い馬が集まるレースを見たいので何とか復調して欲しかった。

そして、そのアルマンゾルの引退を受けてブックメーカーなどのオッズにも動きがあった模様。アルマンゾルが復帰戦を期待通りに完勝していれば間違いなく人気になっていたのでしょうけど、それがなくなったことで、サトノダイヤモンドが繰り上がってまさかの2番人気。そして、1番人気はエネイブルの一本かぶりの様相を呈してきました。

エネイブルは今年の英愛オークスを圧勝し、古馬相手のキングジョージも4馬身差の楽勝。既に歴史的名牝の風格さえ漂う女傑です。近年の凱旋門賞は軽量の3歳馬や牝馬が好成績を収めていますし、単勝オッズは1倍台の可能性さえあります。今年から斤量変更がなされ、日本の一部の報道では「サトノダイヤモンドに追い風」とかやってましたけど、斤量が変わるのは3歳牡馬(56.0kg→56.5kg)だけ。なので、近年優勢の牝馬と古馬牡馬との斤量差は変わらないまま。今年の欧州の3歳牡馬戦線は、英ダービーが超波乱だったように、はっきり言って低調ですし、今年に限って言えば斤量変更はほとんど意味をなさないと考えていいでしょう。そう考えると、やっぱりエネイブル優勢は揺るがない感じですよね。

で、それはそれとしてどうしても気になっている事が一つ。Enable はエネイブルなのかイネーブルなのかって事です。ここでは前者のエネイブルと書きましたが、新聞社によってはカナ表記がイネーブルのところもあって、こういうのは各社で示し合わせて統一してくれませんかね? もしくは、主要GI出走(予定)馬に関してはJRAが管理して表記を示すとか。アメリカンファラオもアメリカンフェイローだったりするし。まぁこれは今に始まった事じゃないですし、馬に限らず人でもよくあることですけど、大手のメディアがこんなところで他社との差別化を図ってどうするんだ?と言いたいわけですよ。こういうのは本当に読者が混乱するだけなので早急に何とかしてほしいです。

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