【小倉2歳S】藤田菜七子に託す
予想をする上で過去データを見返していたのですが……、過去10年の結果を見る限り、的中させた記憶が皆無。去年は10番人気ダイイチターミナルから流していたにもかかわらず、1番人気のレーヌミノル軽視でハズレ。思い返せば、デグラーティア、ダッシャーゴーゴー、スギノエンデバー、ホウライアキコ、スノーエンジェル、シュウジなど。(記憶が定かならば、たぶん)本命にした馬はけっこうな頻度で馬券に絡んでいるのに、当たった記憶だけがない。ホント、ヘタですね、わたくし。
しかし、今年はここまでプラス収支を維持。昨年までの管理人とは違いますからね。しっかりと記憶に残るような的中馬券を射止めたいものです。
記憶に残るような的中馬券。言い換えれば、思い出に残るような的中。ならば、これしかないでしょう。
本命は藤田菜七子騎乗の◎フローラルシトラス。これが本当に勝っちゃたりして馬券が的中でもしようものなら、絶対に忘れられないレースになりますよね。とはいえ、勿論ただの応援馬券ってわけでもありません。人馬ともにスタートのセンスは良いですから、これは兎にも角にも前有利の小倉の短距離では大きな魅力。千直で3馬身もちぎった脚力も優秀ですし、2歳未勝利で55秒台なら時計も上々。キンシャサノキセキ産駒は舞台適正が高く血統面も申し分ないですし、十分な買い材料があります。モウカッテルやサイモントルナーレの時のような、ご祝儀的なテン乗りの騎乗依頼ではなく、デビューから手綱を取っている馬での重賞挑戦というのも益々応援したくなる要素ですし。400kgちょいという小柄な牝馬で小倉への輸送はちょっと心配ではありますが、何とかこれを無事にクリアしてもらって、藤田菜七子騎手の重賞初制覇を期待したいと思います。
対抗は松若風馬の○モズスーパーフレア。能力的にはこれが一番でしょう。初戦は3角先頭からあっさり押し切る強い内容で、時計も今夏の小倉の2歳戦では最速ですからね。ただ、若駒だけに中一週のローテは若干のマイナス要素。さらに、揉まれる競馬になるとどうか…といった類の話が陣営から聞こえてくるのも少々不安。というわけで一つ評価を落としました。個人的に、音無厩舎のデビュー前の2歳馬で一口持っているのがいるので、もしかしたらそれに乗るかも知れない松若君に頑張ってもらいたいという気持ちもあったり。
単穴に豊さんの▲アサクサゲンキ。時計でメンバー2位のバーニングペスカではなく何故テン乗りでこっちなのか。和田が新馬勝ちスーサンドンの依頼を優先してヤネが空いたのはわかるのですが、普通に考えればこれの未勝利勝ちよりも先に新馬勝ちしていたバーニングペスカに乗るのが順当な流れかと。しかし、実際にはこちらに騎乗。豊さんのエージェントは「先約を反故にしてでもより可能性の高い方を選ぶ」なんて話も聞きますから、実際のところはわかりませんが、騎乗依頼を保留にしたまま幾つかの依頼を天秤にかけてこれを選んだのかも。とすると、前走で乗っていたバーニングペスカやイイコトズクシよりこっちの上なのかなと。わかんないですけどね。ただ、そういった事を抜きにしても、前走はなかなか強い内容でしたし、キャリアを重ねた分のアドバンテージもありそうですし、普通に有力候補でしょう。
以下、△は関係者の評価がかなり高いノヴェリスト産駒のヴァイザー、2歳のヨハネス産駒はとりあえず押さえたいシトリカ、フェニックス賞1番人気のアイアンクロー、フジキセキ系ダノンシャンティ産駒のルリハリまで。
◎:フローラルシトラス
○:モズスーパーフレア
▲:アサクサゲンキ
△:ヴァイザー
△:シトリカ
△:アイアンクロー
△:ルリハリ
とまぁ長々と書き綴ったものの、ここは基本的には菜七子ちゃんの応援メインのレース。なので馬券は◎からちょろっと流す程度で。せっかくなのでPATじゃなくて馬券を買いに行こうか考え中。これまでの重賞挑戦では一番可能性がありそうですからね。