【京都記念】本命やむなし

先週は、東京新聞杯はさっぱりだったものの、きさらぎ賞は馬連&3連複の両獲りに成功。2重賞合計でもきっちりプラス。三日間開催3重賞の今週も、この流れのままいきたいところです。

まずは京都記念。これはもう何ていうか、観るレースですね。このメンツでこの頭数。ガチガチで決まるようにも思えませんが、それでも配当はたかが知れてそうという、馬券的には非常に面白みのない一戦。まぁ、馬券を抜きにすれば見応えはありそうなんですけど。

本命は◎レイデオロで仕方ないでしょう。近年の京都記念は人気馬が苦戦傾向にありますが、「嘘だろっ!?」って感じで負けたのは14年のジェンティルドンナくらいなもので、去年のマカヒキにしろ、一昨年のレーヴミストラルにしろ、15年のハープスターにしろ、そもそも絶対的な本命馬ではなかったですから。それに比べれば今年のレイデオロは絶対的でしょう。JCでキタサンブラックに先着した実力は本物で、ドバイ遠征を控えるここはある程度仕上げてくるはずですし、減点材料となりそうなのは騎乗停止のルメールからバルジューへの乗り替わりくらい。けどまぁバルジューも良いジョッキーですし、この少頭数なら詰まったりもないでしょうし、普通に回ってくれば誰が乗っても勝てるかと。

相手本線は◯ミッキーロケット。前走の日経新春杯では1番人気を裏切る4着に敗れていますが、ハンデ戦で斤量差もありましたし、中間に一頓挫あった影響も大きかった模様。当時と比べれば、今回は万全のデキと言っていいほど稽古の動きは抜群。和田騎手の騎乗停止は痛いですが、自厩舎の松若くんなら馬の事はわかっているでしょうし、上手く乗ってくれるでしょう。前走の負けと乗り替わりで人気が落ちるのはむしろラッキー。

単穴には▲ディアドラ。同コースのエリザベス女王杯で大敗しているのは若干気になりますが、当時は夏から使い詰めで、道悪の秋華賞で激走した後。本来のデキではなかったとすれば参考外としても良さそうです。もともとは間隔を空けた方が良いタイプですし、この中間で大幅に馬体を増やしているようでここにきての成長も顕著。やってくれそうです。

以下△は前残りの展開に期待してクリンチャーとクロコスミアの2頭。

はい。アルアインとモズカッチャンは消します。理由は、アルアインは中間気配から最終追いまで見ると明らかに太め残りの仕上がり途上。本質的にはマイルから中距離の馬だと思いますし、今の状態では厳しいかと。モズカッチャンは昨秋のローズSで良いところがなかったように典型的な叩き良化型。追い切りは悪くなかったので最後まで悩みましたが、あまり手を広げたくないので断腸の思いで消します。

◎:レイデオロ
○:ミッキーロケット
▲:ディアドラ
△:クリンチャー
△:クロコスミア

馬券はオッズと相談しながら。◎の馬券外は考え難いので、その前提で買い目を決めようかと。

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