【阪急杯】中荒れ期待
過去10年で1番人気は僅かに2勝。二桁人気馬の馬券内は昨年3着のナガラオリオン(12番人気)だけですが、馬券に絡んだ30頭のうち、半数の15頭が4~9番人気となっており、適度に波乱含み。先を見据える有力馬が取りこぼして、2,3番手のグループが台頭しているって感じでしょうか。
となると、レッドファルクスは割引が必要でしょう。本番はまだ先。しかも、どちらかと言えば左回りの方がスムーズなタイプで、意外ですが阪神は初めて。ここまでの活躍はミルコの手綱によるところも大きかっただけに、川田のテン乗りも減点材料。さすがに消せはしませんが、ここは△まで。
モズアスコットも過信は禁物。本命を打った阪神Cは4着止まり。相手が強かった事もありますが、多少のロスはあったとはいえ完全に力負けの印象。ルメールに戻るのはプラスですが、そのルメールとフランケル産駒って事で過剰人気になりそうですし、人気ほどの信頼感はないかと。これも△まで。
で、本命は◎ヒルノデイバロー。いつからか出る度に印を打つようになったお気に入りの一頭。本命を打った前走はさっぱりでしたが、これはスタート直後にぶつけられる不利があってのもので参考外。京王杯SC4着、スワンS2着とGIIでも勝ち負け出来るレベルなのに、何故か人気になりにくく、オパールSではお世話になりました。さすがに今回は人気になってしまいそうですが、それでも去年2着の舞台ですし、休み明けは得意ですし、今回のメンバーなら今年も勝ち負けだと思います。
相手は◯カラクレナイ。前走シルクロードSは前残りの展開で差し切れませんでしたが、初のスプリント戦で不向きな流れのなか、上がり33秒7で0秒4差4着なら好調時のキレは戻ったと考えて良さそうです。そもそも、マイルCは明らかなデキ落ち、ローズSは距離が長い、スワンSは大外+不良馬場と大敗時の敗因はハッキリしていますし、豪快に突き抜けたフィリーズレビューの内容から阪神7Fはベストですから、あると思います。メンバー的にそこそこ流れそうでもありますしね。
単穴▲モーニン。初芝の前走が思った以上に好内容。さすがに芝の流れに戸惑ったのか、位置取りは悪くなりましたが、あのメンバーに混じって上がり3位は上出来でしょう。芝2戦目で慣れも見込めますし、相手関係も軽くなりますから、一発の可能性は十分にあると思います。
以下△は前述通りレッドファルクスとモズアスコット。それにディバインコードを追加。
◎:ヒルノデイバロー
○:カラクレナイ
▲:モーニン
△:レッドファルクス
△:モズアスコット
△:ディバインコード
馬券は◎軸の馬連&3連複に縦目も少々。ただ、正直まったく当たる気がしていません。なので馬券は控えめに。