【阪神大賞典】実質4頭立て？
これは堅いかな。
本命は◎クリンチャー。皐月賞（4着）を見た時に、かなり強い馬だなぁと感じていたら、秋には菊花賞で2着。さらに、年が明けたら京都記念でＧＩ4頭をねじ伏せて快勝。いやはや、ここまで強くなるとは。去年まではどこか走りにバタバタした感じがありましたが、いまは稽古でも実戦でも脚の運びが実にスムーズ。陣営が言うように、ここにきて“本格化”を果たしつつあるってことでしょう。
相手は◯サトノクロニクル。チャレンジＣ勝ちがあって、菊花賞が10着、有馬記念が9着。これだけ見ると、距離に課題がありそうな気もしますが、菊は馬場が酷すぎましたし、有馬は単純に相手が強かったってことで、気にしません。なにせ、チャレンジＣで手綱を取ったミルコが「距離は長い方がいい」なんて言っていたらしいですからね。阪神コース自体は［1.1.0.0］と得意にしていますし、ハイレベルな4歳世代、ハーツクライの成長力、これらを考えればここでなら勝負になりそう。
単穴に▲レインボーライン。ＮＨＫマイルＣ3着、菊花賞2着、天皇賞（秋）3着。「カミノクレッセかよ!?」ってくらい、距離も馬場も問わないオールラウンダー。勝ちみに遅いタイプですが、末脚は堅実ですし、ここに入れば実績は一枚上。捌きやすい少頭数も良さそうです。
最後、アルバートは△まで。相手関係や舞台設定の問題もあるとは思いますが、そうは言ってもオープン入り後はムーアでしか勝っていないんですよね。なので、ユーイチではちょっと…そこまでは信頼できないかなと。
◎：クリンチャー
○：サトノクロニクル
▲：レインボーライン
△：アルバート
去年のサトノダイヤモンドみたいな存在はおらずとも、それでも荒れそうにないメンツ。馬券対象はこの4頭で十分でしょう。あとは、いかに買い目を絞り込むかだけ…