珍しく荒れそうにない【七夕賞】

最近は頭に関してはわりと堅め。そのぶんヒモ荒れが顕著で、二桁人気馬が台頭したところでもはや驚きすらないほど。しかし、そんな荒れる重賞が去年は1→5→7番人気で決着して3連単は2万円強といった程度。その去年は12頭立て。今年も12頭立て。小回りでの多頭数(06年以降はほぼ毎年フルゲート)がかつての波乱の一因を担っていたのだとしたら、今年は去年同様、比較的順当な結果に落ち着くのではないか。

本命は◎プラチナムバレット。長期休養明け後、オープン特別で4,3着、それぞれ0秒3,0秒2差と着実に前身。いよいよ本領発揮が期待された前走は1番人気でシンガリ負けの大惨敗でしたが、これはレース中に跛行を発症していたため。もちろん、そんなもんは度外視です。河内師曰く「(前走は)全く走っていない」との事ですから、休み明け4戦目でもまだまだ余力はありそうですし、状態面はかなり良さそう。ここにきてかつての愛弟子に手綱を託す河内師の心意気も何かいいですよね。これまでトップジョッキーしか跨ってこなかった馬に乗せるのは弟子に対する期待の現れとも言えるでしょうし、初の重賞タイトルを師匠の馬で、となれば最高ですね。翼、頑張れ!

相手本線は◯マイネルフロスト。けっこう馬券でお世話になっているので、それだけでかなり印象だというのもありますが、実績にわりに人気になりにくく、盲点になりやすいのも確か。今回も、長休明け、不得手な道悪、不向きな流れで大敗した前走の影響もあって人気は手頃です。去年2着で適正は間違いなく、叩いた上積みを考えれば普通にあっていいかと。

単穴に▲マイネルミラノ。前走は休み明けに加え58kgの酷量。あの馬場であの斤量では「出ムチを入れてもいけなかった」というのも仕方なし。今回は57kgですし、メンバー的には先手も取れそう。先週の馬場状態を維持しているようなら、残り目は十分にありそう。

以下△は、最近の茹だるような暑さから「夏は牝馬」ってことで、キンショーユキヒメ、レイホーロマンス、ワンブレスアウェイの3頭。

上位人気濃厚な上がり馬サーブルオールは、2000mが[2-1-0-0]であるにも拘わらず陣営は「距離とコースがどうか」慎重な姿勢。つまり、本質的には1800m以下で、小回り適正も懐疑的に観ているということ。ポカの可能性も低くないと思うので、思い切って消しました。

◎:プラチナムバレット
○:マイネルフロスト
▲:マイネルミラノ
△:キンショーユキヒメ
△:レイホーロマンス
△:ワンブレスアウェイ

馬券はいつも通りの◎軸の馬連&3連複。牝馬が1頭は絡みそうな気がしているので◎→◯▲→△△△の3連複Fとかでも面白いかも。点数も絞れるし。

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