2019【ダービー卿CT】予想

 先週の見せ場は、「(賞金が加算できない)3着くさい」とした毎日杯のヴァンドギャルドと、マーチSで11番人気2着のロンドンタウンに◯を打ったことくらい。馬券の方は散々過ぎて、もはや嘆きの言葉すら出てきません。

 そんな時ほど淡々と。今週の予想に参りましょう。今週は国内だけじゃなくてドバイもやらなくちゃいけませんから、サクっといきます。

 ダービー卿CT。全然わかりませんね。とりあえずハンデが57.0kg以上の馬は全部消しますか。ハンデを見る前の段階でそこまで差はないと感じていたので、それなのに重いハンデを背負わされているってのは個人的には大きなマイナス。ギベオンは前走いまいちだし、カツジはオープンで勝ちあぐねているし、ダイワキャグニーとマルターズアポジーとロードクエストは過去の実績でハンデが重くなっているだけだし。うん、消して大丈夫そうですね。

 他の人気どころだと…、プリモシーンも消しで。力のある馬だとは思いますが、前走を見る限り中山は向いてないかと。同舞台のフェアリーSがインパクトのある勝ちっぷりでしたけど、あれは単純に能力が違い過ぎただけで、適正は高くないように思えます。次のヴィクトリアマイルの方が面白そうだし、ここは大敗して人気を落としてくれることを願います。

 色々消したところでそろそろ本命を。本命は◎ヒーズインラブとします。言わずとしれた前年覇者。その後は着順だけ見るといまいちですが、安田記念以外は大きくは負けていませんし、前走の京都金杯は十分に復調気配を感じさせる内容でした。舞台適正は文句なしですし、それになにより、藤岡康太からミナリクへの乗り替わりはデカいですよね。この鞍上強化だけでも積極的に狙う価値はあると思います。

 相手筆頭は上がり馬の◯ドーヴァー。これも◎同様の舞台巧者。前走のニューイヤーSは1分32秒4で3馬身差の圧勝。時計も内容も文句のつけようのない素晴らしい勝ちっぷりでした。3走前も同じ舞台で、その時は稍重馬場で1分33秒9。着順は4着でしたけど上がり最速で0秒1差なら悪くありません。最近の田辺は中山でも信用し辛い感じになってますが、ここは馬の力で上位に来てくれるでしょう。

 単穴に▲フィアーノロマーノ。勢い十分で挑んだ昨春の京王杯SCで大敗したあとは、じっくり立て直しを図って秋に復帰。渡月橋Sは不向きな流れもあって0秒3差4着と勝ちきれませんでしたが、前走のファイナルSは好位抜け出しの王道の競馬で完勝。しっかり休ませたことでかなり馬が良くなっている印象を受けました。もともと豪州産の遅生まれ。これからが充実期って感じだと思いますし、中間の稽古内容からデキもよさそうなので、ここは面白いかと。

 以下△は、マイスタイル、ダイアトニック、ハクサンルドルフ、以上。

◎:ヒーズインラブ
○:ドーヴァー
▲:フィアーノロマーノ
△:マイスタイル
△:ダイアトニック
△:ハクサンルドルフ

 上位人気の大半をバッサリ切っているので、当たったらけっこう凄い事になりそう。こういう予想になることもあまりないので、ダメ元の3連単で一攫千金を狙います!

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