2019【七夕賞】予想

 ラジオNIKKEI賞は、勝ったブレイキングドーンが無印だからどうしようもないんだけど、それでも2着▲マイネルサーパス(9番人気)、3着◯ゴータイミング(6番人気)、4着◎ダディーズマインド(7番人気)は…。この人気の▲◯◎で2,3,4着だからすごく悔しいです。ブレイキングドーンさえいなければ3連単26万馬券だったのに…。CBC賞はカスリもせず。こちらは振り返る気すら起きないほど全く良いところなしの予想。忘れましょう。

 まぁでも2の1でかなり良い線行っていたと思えば、今後に向けて多少は光明が見えたってことでいいでしょう。やはり、夏競馬は相性がいいんですよ、たぶん。

 というわけで七夕賞。ここは絶好の狙い所ですね。なんといっても、これこそが“荒れる重賞”の代表格と言っても過言ではないレースですから。

 ただ、今年のメンバーを見ると、ハンデが54.0~57.5kgの間に収まっており、いわゆる人気薄の軽ハンデ馬狙いはできず。必ずしもそうってわけではないけど、去年3着のパワーポケットとか軽ハンデ馬が穴を開ける事が多いだけに、そこで狙いが立てられないのは残念。ハンデ差が小さいということはつまり、それだけ実績も似通っているということでもあるわけで、見方によっては例年以上に難解と言えるかも知れませんが。

 能力的に拮抗しているのであれば、勝敗を分けるのは展開と適正と考えていいでしょう。ならば、もともと外差しが利きやすい夏の福島で、さらに先週が不良馬場での開催。となれば、馬場の内は荒れ、外差し傾向がより強くなるはず。しかも、ここにはマルターズアポジー、タニノフランケル、ブラックスピネル、ロードヴァンドールといったハナ主張型が多数。ゴリゴリにやり合うまでにはならなくても、どの馬、どの騎手も簡単に他馬にハナを譲るシーンも考えにくく、それなり以上のハイラップの流れになりそう。であれば、やはりで外からぶっ込んでくる末脚タイプが面白そうです。

 本命は◎クレッシェンドラヴ。前走、同舞台の福島民報杯が0秒1差の2着。敗れはしたものの、1分58秒7の走破時計は過去の七夕賞の勝ち時計と比べても遜色ないもので、後方待機から道中ひとマクリで積極的に勝ちに行った内容も個人的には高く評価したいところ。リステッドでハンデ54kgで負けたにも拘わらず、重賞になってハンデが55kgに増えるのは些か不可解ですが、それも能力を認められている証とすれば、…まぁいいでしょう。どこからでも競馬が出来る自在性、小回り向きの機動力、安定した決め手、全てを備えていますから、ここは重賞初制覇の絶好機だと思います。

 相手本線は◯ロシュフォール。上位人気が確実な上がり馬。だけど、決め手重視としてしまった以上は重い印を打たざるを得ません。ここまで7戦のキャリアで[4.1.1.1]、デビュー戦で6着に負けて以降は馬券内を外していませんし、その2戦目以降は全てでメンバー最速の上がり3Fをマークしてますからね。まぁ、唯一着外のデビュー戦が唯一の右回りかつ小回りなので、福島でこれまで同様の脚が使えるのか、って点に若干の不安はありますが…、それも今の充実度からすれば杞憂に終わる可能性が高そう。

 単穴に▲クリノヤマトノオー。決め手はまずまずだし、小回り向きの機動力もあるし、道悪得意だし。前走の新潟大賞典は6着だけど、左回りは不得手で内に刺さったりしてたし、その上で落鉄もあったし。条件が大幅に好転するここはけっこう狙い目なんじゃないかと。

 以下△に、流れが来ている藤田菜七子のゴールドサーベラス、ポテンシャル的には全然あっていいベルキャニオン、ハンデに恵まれた感のあるソールインパクト、以上とします。

◎:クレッシェンドラヴ
○:ロシュフォール
▲:クリノヤマトノオー
△:ゴールドサーベラス
△:ベルキャニオン
△:ソールインパクト

 馬券は◎軸の馬連&3連単。何が来てもそこそこ付きそうな感じもするので3連単は手広くいきます。

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