2019【エリザベス女王杯】予想
基本的にはオークス馬ラヴズオンリーユーvs秋華賞馬クロノジェネシスという2強の構図。これらに対抗するのが年長4歳馬で府中牝馬Sをいい形で勝ってきたスカーレットカラーって感じですかね。
とはいえ、09年の154万馬券は極端な例だったとしても、基本的には波乱含みのGIですからね。少なくとも3強決着はない。と、思いたい…
本命は◎ラヴズオンリーユー。DMMバヌーシーは嫌いだけどしょうがないから本命を打ったオークスで当然の勝利。もうちょっと楽に勝てると思っていた分、少々物足りなくも映りましたが、それはカレンブーケドールが思いのほか頑張ったから。2分22秒8の好時計。それをキャリア4戦目のGIでマークしたのだからポテンシャルは相当です。クロノジェネシスも秋初戦がプラス20kgとかなりの成長度合いを見せましたが、こちらも今回はそれくらいになりそうとのこと。成長分で差が埋まらないのならば、オークスで実力差ははっきりしてますから、ここは圧勝ですかね。
相手筆頭は○ウラヌスチャーム。京都大賞典は案外な結果でしたが、あれはあくまでも今回を見据えての試走。京都外回りを経験させたかっただけって感じでしたから、結果は度外視していいでしょう。相手も牡馬の一線級だしね。クイーンSの内容が良かったし、奥手の血統でここにきてさらに馬が良くなっている感じもするし、マーフィーへの超鞍上強化なら全然ありそう。
単穴に▲ポンテザール。目下4連勝中の上がり馬。過剰評価の上がり馬の凡走…が、この秋のトレンドなのは百も承知。降級制度がなくなったことで去年までの夏競馬と比べて条件戦でのレベルがガクッと落ちましたからね。でも、それがわかっていても買いたくなってしまうのは、サトノクラウンの半妹という血統背景。この血統だと、相手云々じゃなくて単純に本格化すればオープンまでは当たり前って気がしちゃうんですよね。しかも父が成長力抜群のハーツクライとくれば…、血統的には大舞台に出るのが当然というレベル。あってもいいよなぁ…
以下△は、一昨年も去年もしっかり印を打っていたクロコスミア、前走がアフリカンゴールドと0秒2差ならここで通用してもおかしくないミスマンマミーア、買いたくないけど消すに消せないクロノジェネシス、以上とします。
3番人気だろうスカーレットカラーは消し。血統的にもこれまでのレースぶりからも2000mが限界な印象。これをもたせようと前走みたいな競馬をしたらたぶん届かない、という見立てでございます。
◎:ラヴズオンリーユー
○:ウラヌスチャーム
▲:ポンテザール
△:クロコスミア
△:ミスマンマミーア
△:クロノジェネシス
基本的には観るレース。馬券は◎からの馬連と3連単。配当にはあまり期待できないと思うので、オッズ次第では頭固定で絞る必要もあるかも。