2019【阪神ジュベナイルF】予想

 12年に3連単200万馬券が出ているGI。ではあるのですが、近年は良血期待馬の早期デビューが多くなり、そういった馬たちが順調にここまで駒を進めてくるためなのか、あまり荒れる気がしない。去年は14番人気のプールヴィルに▲を打って小差5着だからかなり惜しかったんだけど、それでも結局は馬券に絡むところまで行けず。それでも、伏兵に狙いが立つなら面白みもあるけど、今年は何頭が抜けている印象の馬がいるから高配当には期待できそうにありません…

 本命は不本意ながら◎リアアメリアで仕方ないでしょう。初戦の8馬身差圧勝はインパクト絶大も、相手関係もあるから鵜呑みにはしてなかったんだけど、前走のアルテミスSもやっぱり圧巻の内容で勝たれると、もう否定のしようがないですね。唯一、気性面に若干の課題はあるものの今度は長距離輸送のない阪神だし、前走で色々経験できたことも大きな収穫。勝っちゃうんでしょうね。ディープで、ノーザンで、シルクで、中内田で、川田で、何一つ面白みのない馬だけど。

 相手も○ウーマンズハートで堅いですかね。新馬戦が32秒0、新潟2歳Sが32秒8。いくら速い上がりが出る新潟外回りといっても、これはちょっと驚異的。初の右回り、坂のある阪神と克服すべき課題は少なくありませんが、調教内容から回りは問題なさそうだし、ハーツクライだから阪神も問題ないでしょう。鞍上も藤岡(弟)からビュイックへと大幅な強化だし、逆転もあるかも。

 いずれにせよ、上記2頭でのワンツー決着は堅そうですね。というわけで単穴はなし。以下は3着付けの△ということで。

 筆頭格は、ちょっとばかし妙味を狙ってクリスティ。3戦1勝の戦績からなのか、時計の裏付けがないからなのか、いまひとつ評価は上がっていないようですが、たぶんこの馬、強いと思います。単純に考えても、デビュー戦はマイネルグリッド(小倉2歳S勝ち)と0秒2差だし、前走も重馬場で上がり33秒台をマークしてワーケアの2着なら悪くないでしょう。小倉の未勝利は圧勝だったし、牝馬同士ならGIでも通用していいかと。

 あとは、サウジアラビアRCが好時計で2着のクラヴァシュドール、不利のあった前走は度外視できるルーチェデラヴィタ。特に後者は、母の父トウカイテイオーという血統。テイオー好きの管理人としては、そんな馬がGIに出てきたのなら買わないわけにはいきません。

◎:リアアメリア
○:ウーマンズハート
△:クリスティ
△:クラヴァシュドール
△:ルーチェデラヴィタ

 馬券は、◎○→◎○→△△△の3連単6点。ただし、均等買いではなく多少メリハリはつけて、△筆頭のクリスティ3着付けのみ厚めに。当初の見込みではクリスティはそんなに人気にならないと思っていたのだけど、思った以上に人気っぽいんですよね。まぁ、いかにも穴党が好みそうな馬ですからしょうがないのかな。

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