2020【日経賞】予想

 新型コロナウイルスにより楽しみにしていたドバイワールカップデーが中止。状況が状況ですから、仕方ありません。というか、数週間前からゴドルフィンがやたら慎重な姿勢を見せていたのだから、これは十分に想定されたこと。開催を信じて渡航した陣営に非があるとは言いませんが、結果論ではなくもっと早くに遠征取りやめを決めるべきでしたね。なんと言っても賞金が莫大ですからレースに出したいという気持ちはわかりますけど、それで遠征を強行した結果が無駄な超長距離輸送によって馬を消耗させただけ。残念ながらかなり高い代償となってしまいました。馬と人を最優先に考えるなら、オーナーサイドももう少し別の判断があってよかったかと。

 それにしても、いよいよ日本も異常な状況になりつつありますね。そもそも初動を誤り、その後の対応も常に後手後手。でもって中途半端な自粛要請とかするから、その期間が過ぎて緊張感が薄れてきた今になって感染が徐々に拡大。さらに経済対策では、和牛やら旅行やら、この期に及んで自分らの利権しか考えていない見当違いな話が出てくる始末。もうこの国、終わってますね。もはや政治には何一つ期待が出来ないので、自分の身は自分で守るし、自分の金は自分で稼ぐしかありません。

 というわけで競馬。幸いにも競馬は開催されていますが、それも今後の状況次第ではいつまで出来るかわかりませんから、いまのうちに馬券で稼いで余裕を作っておきましょう。

 日経賞。狙っていたクレッシェンドラヴが脚部不安で回避となり、いきなり出鼻を挫かれた格好。こうなるともう穴っぽい狙いが立たない。なら無難にいくしかありませんね。面白くないけど…

 本命は◎モズベッロ。◎○ドンピシャだった日経新春杯でも本命を打ちましたが、ここはもう一丁を期待します。前走は52kgの軽ハンデに加え、京都適性の高さも大きな好走要因だったと思いますが、2走前の同舞台の準オープンは不向きな流れから0秒1差まで詰めており、中山適正も悪くはなさそう。とにかく陣営の期待も大きい馬ですし、この相手なら別定でもなんとかしてくれないと、海外遠征なんて言ってられませんからね。

 相手は○サトノクロニクル。前走のAJCCは一年半ぶりの実戦で5着。それも故障馬の煽りを受ける不利があってのものだから、復帰戦としては上々過ぎる結果と内容。当然、叩いた上積みは大きいし、もともとの地力を考えれば普通に勝ち負けまでよさそう。

 単穴に▲ミッキースワロー。これも前走はAJCCでやっぱり故障馬の影響があっての4着。まともなら。

 以下△に、中山替わりで評価を下げたレッドレオン、いかにも中山が向くサンアップルトン、なんだかんだで侮れないエタリオウ、以上です。

◎:モズベッロ
○:サトノクロニクル
▲:ミッキースワロー
△:レッドレオン
△:サンアップルトン
△:エタリオウ

 馬券は馬連3連単。ほぼ人気サイドなので3連単はフォーメーションで絞って勝負します。

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